日田街道の宿場町 甘木
日田街道の宿場町 甘木
甘木は,福岡と日田,大分を結ぶ日田街道の宿場町として栄えた町である。周辺の農産物が集まる市場町,安長寺の門前町という位置付けでもあった。
甘木市は,平成の大合併により杷木町,朝倉町と合併して朝倉市となった。合併する町の規模で言えば,朝倉市ではなく甘木市を名乗っても当然だったと思うし,甘木市の中には朝倉市となることに反対もあっただろうと推測されるが,新市域全体が旧朝倉郡だったこともあり,朝倉市という新地名は妥当なものだと言える。むしろ,隣の「うきは市」のように,安易な妥協や判断でひらがな市名を選択しなかったことを賞賛したい。
甘木鉄道甘木駅。
甘木鉄道甘木駅。駅前にコンビニが1軒あるだけ。
甘木鉄道甘木駅から200mぐらい離れたところに,西鉄甘木線の甘木駅がある。
西鉄甘木駅前から見る中央通り(庄屋町交差点)。どちらの甘木駅も,甘木の町外れに位置している。
西鉄甘木駅前の道路(国道322号線)を渡り,西鉄甘木駅の駅舎を見る。
庄屋町交差点。交差点の向こう側が中央通り。
中央通り。各種商店が点在しているが,商店街としての賑わいは見られない。
新宿通り。
新宿通りの銀月まんじゅうの店。
新宿通りの横道。新宿通りには,意味不明な公園風の歩道があったりして,良くわからない。
新宿通りを北に歩くと,アーケードのある本通り(甘木アーケード商店街)が見えてくる。
新宿通りの南側を振り返る。
甘木アーケード商店街。
甘木アーケード商店街の手前で,新宿通り西側の路地を入ると,旧マーケット風の飲食店街が見えてくる。
本店開力の駐車場から飲食店街の入口を見る。
アーケードの構造物がガッチリしているのが特徴か。
スナックなどの飲食店が並んでいる。
角の建物が取り壊されて,空き地になっている。
ベースになる建物は鉄筋コンクリート製に見える。
マーケット風飲食店街を抜けると,本町通りの甘木アーケード商店街に出る。甘木のメインストリートである。
甘木アーケード商店街の東側を見る。
八女郡黒木町や星野村など,八女茶の産地が近いこともあって,お茶屋さんが多い。
甘木アーケード商店街の東側は本通りサン・タウンという名称になる。
本通りサン・タウンから西側の本通り商店街を見る。
安長寺通りの七日町交差点方向を見る。本通りサン・タウンのアーケードは安長寺通りまで続いている。
本通りサン・タウンの入口横にある須賀神社の鳥居。
安長寺通り(門前通り)。
安長寺。周辺には門前町の名残があり,肥前屋旅館や七福旅館なども健在である。
安長寺通り(門前通り)に残る重厚な家並み。
安長寺通り(門前通り)を南へ歩く。
三福町。
老松醤油。
三福町の老松醤油横の路地。
西鉄甘木線甘木駅へ。
西鉄甘木線の電車は,日中は30分間隔で運転されている。朝晩を除き,電車は甘木駅と大牟田駅を往復しているようだ。
大牟田行きの電車が到着。2両編成で,ワンマン運転だ。
甘木から40分弱で西鉄久留米駅に到着。
西鉄久留米駅前。
西鉄久留米の改札口を出る。
西鉄久留米駅前の西鉄久留米バスセンター。西鉄久留米駅とJR久留米駅は約2km離れた位置にあり,その間に久留米の中心市街地があるため,両駅間を走るバスの本数はもの凄く多い。
── Nikon D3 + AF-S NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G or Canon PowerShot G7
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