弁No.107 教授が辞めるまでハラスメント? 長崎県立大学事件
弁No.107 まぁ、信じられない事件は、阿久根市のみならず、多数起きていますが、これまでにもご紹介した金沢大学のハラスメント事件における大学側対応もただただ呆れるばかりです。更新頻度も上がっていて、勝負は付いているように思うのですが、裁判所の手続というのはやっかいなものです。ここには、4月18日付けで「とても常識では考えられないような迷走ぶりを露わにしてきました。そして、信じ難いことに、今でも低次元な嫌がらせは続けられているのです。」と書かれています。(ちなみに、たまたま今、2010年4月19日午前10時30分に金沢大学事件の上記ブログを見たら、なんと、全国国公私立大学の事件情報の管理者まで巻き込む事態になっているようです。すごいですね。)
長崎県立大学の久木野教授6か月懲戒停職処分でも、大学側が行ってきた信じられない行為が次々と明らかになったり、あるいは、現在行っている非常識な、というか、子供じみた行為が、さらに墓穴を掘りつつあるようです。こちらでは、今後も連続してホームページ上で報告がなされると聞いていますが、2010年4月9日付のトップページを良く読んでいただいて、できれば私信でもいいですから、このような懲戒処分とその前後のできごとについてのご意見や評価をお届けいただきますと有り難いです。同事件のホームページへの意見欄に投稿していただくのも良いでしょう。いずれも国公立の大学側がやっていることです。当の教授が神経戦に負けて辞職するか、病死するのでも待っているのかもしれませんが、裁判は承継されますし、支えている組織はありますから、あまり非常識なことを続けるのもどうか、と思いますけどね。
公益事件になっていますので、被処分者も含めて実名入りです。
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