【エディンバラ(英国)原田公樹】サッカーのスコットランド・プレミアリーグで、FW食野(めしの)亮太郎(21)が所属するハーツは14日、ホームでマザーウェルに2―3で敗れた。食野は0―2の後半11分から途中出場。1―3の同41分に加入後初ゴールを決め「自分という選手を(周囲に)分かってもらうためにファーストゴールはすごく必要だった」と声を弾ませた。
食野は味方とのパス交換からペナルティーアーク内に侵入。右足でゴール右隅に突き刺し「時間も時間で場所も場所だった。自分がしっかりと仕掛け『ここは行く(仕掛ける)でしょ』という感じでシュートまで持っていった。ゴールになってよかった」と得点シーンを振り返った。
レビン監督も「リョウ(食野)が違いを生んだ。本当にいいゴールだった」とべた褒めだった。
ただ、ハーツは開幕から5戦未勝利で、試合後は大勢のファンがスタジアム周辺でレビン監督の更迭を求める抗議活動を行った。