マリナーズのイチロー会長付特別補佐(45)が、14日に「特別功労賞(フランチャイズ・アチーブメント・アワード)」授与式で行った英語スピーチが、米国などのメディアでも称賛された。
米ヤフースポーツは「イチローが感動的なスピーチで、再びシアトルのハートをつかむ」の見出しで「ほとんどの公の場は、日本語の通訳を介して対応してきたイチローが、5分間の完璧な英語を披露した」。さらに、スピーチ動画を添付し「聴くときは、必ずティッシュペーパーのご用意を」と報じた。
大リーグ公式サイトは「英語での心からの言葉に、その一語、一語に観衆は聴き入った。スピーチを締めくくると、おなじみの『イ・チ・ロー』コールが湧き起こった」。中国のニュースサイト香港01も「イチローは正確に伝わるようにと日本語での取材対応にこだわってきたが、今回は通訳を使わず、英語で直接ファンに語り掛けた。その言葉の全ては、心の底からにじみ出たものだった」と伝えた。