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【芸能・社会】

EXILE・SHOKICHI、多才ぶり爆発 仲間たちも感涙

2019年9月16日 紙面から

故hideさんの名曲「ピンクスパイダー」をギターで演奏するSHOKICHI=札幌市の北海きたえーるで

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 ダンス&ボーカルグループ「EXILE」のSHOKICHI(33)が15日、札幌市の北海きたえーるで、ソロアルバム「1114」を引っ提げた初のソロツアー(6都市8公演)のファイナルを迎えた。ダンスやラップに加え、ギターやピアノ弾き語り、ハーモニカ演奏も盛り込み、グループの活動時には伝えきれない多彩な音楽性を表現。「こんなに一体感のあるライブを体感したことはないなと。めちゃくちゃいいツアーになりました」と自画自賛の言葉が飛び出した。

 「ソロで北海道! きょうは本当に特別な1日になっています」

 苫小牧市出身。地元でファイナルを迎えるにあたり、かつてのバンド仲間や親族、友人らも多数駆けつけたほか、デビュー前に札幌で一緒に活動していたSWAY(33)をはじめ、Crazy BoyことELLY(31)らが最終公演だけのスペシャルゲストとして登場し、歌声を重ねた。

 アンコールはサプライズの連続だった。まずはEXILEのAKIRA(38)がサプライズ出演。未発表のコラボレーション楽曲「THE FOOLS」を初披露した。AKIRAの自叙伝をもとにした世界観をSHOKICHIが作詞作曲し、AKIRAは今まで見せたことのないギター演奏で参加した。

 ファン7000人の興奮が冷めやらぬ中、今度は「SHOKICHI、おつかれー!!」の声とともに、かつて「二代目J Soul Brothers」として苦楽を共にした現EXILEの黒木啓司(39)、橘ケンチ(39)、NAOTO(36)が花束を持ってステージに登場。再びAKIRAも合流した。NAOTOは「SHOKICHIにしかできないライブ。ヤバいと思った。後半ウルウルしちゃって、パッと横を見たらケンチさんもしっかり泣いてた」と明かした。

 中学のときにバンドを組み、ボーカルとして音楽の道を歩んでから現在までの軌跡をたどりながら、汗だくになって歌い踊って演奏した3時間。「今日がライブの締めくくりでもあるのですが、間違いなくキャリアの集大成。新しい道が開けるという感覚です」。心の底から音楽を愛するSHOKICHIが、生まれ育った北の大地からさらなる飛躍を遂げる。

サプライズで駆けつけ、SHOKICHI(左から4人目)をお祝いした(左から)AKIRA、NAOTO、黒木啓司、一人おいて橘ケンチ

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◆実弟・八木の結婚祝福 報告は「友人から」

 開演前の取材では、SHOKICHIは実弟で「劇団EXILE」のメンバー、八木将康(32)が先月29日に24歳の一般人女性と結婚したことを祝福した。女性は来年1月中旬に出産予定で「わたくし、おじになります」とインスタグラムにつづっていたが、この日は「弟からは直接報告を受けず、友人から聞いた。そういう兄弟なんです」と衝撃告白した上で「親が喜んでいるのがうれしかった。早く親も孫の顔が見たかったと思うので『将康、よくやった!』」とねぎらった。

 

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