◆フォワ賞・G2(9月15日・芝2400メートル、パリロンシャン競馬場、稍重)
凱旋門賞・G1(10月6日、パリロンシャン競馬場、芝2400メートル)と同じ舞台で行われる前哨戦の古馬G2戦は4頭立てで行われ、日本から参戦したキセキ(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)は3着に終わった。クリストフ・スミヨン騎手(38)=ベルギー=と初めてコンビを組んだルーラーシップ産駒は好スタートからハナを切ったが、最後の直線で粘りきれなかった。
勝ったのは、海外ブックメーカーでは1番人気に支持されていた地元のヴァルトガイスト(牡5歳、Aファーブル厩舎、Pブドー騎手)。2着にはウェイトゥパリス(Cデムーロ騎手)が続いた。
クリストフ・スミヨン騎手(キセキ=3着)「キセキはリラックスしていました。だけど、ペースがとても遅くなってしまった。コンディションはよかったです。ゴール前でヴァルトガイストには完璧にかわされてしまいました。でも、最後までキセキは頑張っていた。休み明けだったし、これを使って、さらに良くなると思う。もう少し柔らかい馬場の方が合う。凱旋門賞では強い相手になるけど、コースも経験したし、さらにステップアップして、よくなってくると思う」