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【サッカー】

2発完勝! 肉薄の鹿島「タイトルを取らなければ評価されない」

2019年9月15日 紙面から

後半、ゴールを決め、タッチを交わし喜ぶ鹿島・セルジーニョ(左手前)

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◇J1第26節 鹿島2-0FC東京

 大一番で鹿島が本領発揮。2発無失点での快勝に2トップの一角で攻守に奮闘した土居は「今日は内容より結果。以上」と短い言葉に達成感を漂わせた。

 早い時間帯に先制して主導権を握り、耐える時間帯には耐えて、勝負どころで効果的な加点という老練な試合運び。前半2分に右CKを頭でたたき込んだブエノは「チームに落ち着きを与えられた」。後半33分に左足ミドル弾をたたき込んだセルジーニョも「高いパフォーマンスを出せた」と胸を張った。

 ただ、まだ2位という事実に変わりはなく、三竿も「タイトルを取らなければ評価されないクラブ。終わったときにみんなで笑えればいい」と淡々としたものだった。

 昨季から小笠原(現役引退)、植田、昌子、安部、安西、鈴木(いずれも欧州移籍)と多くの主力が抜けながら、なお唯一国内3冠に加え、ACL連覇の可能性も残すなど「常勝軍団」の看板に偽りはない。

 「今季目標として4冠取りを公言してきた。口にした以上、達成しなければならない」と三竿。国内3冠、J1の3連覇など、これまでも多くの「史上初」を成し遂げてきた。次は4冠-。そんな期待を抱かせるのに十分な夜だった。 (内田修一)

 

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