さすが2人とも強肩…って話じゃない? レンジャーズの救援右腕ショーン・ケリー(35)は、13日のアスレチックス戦の8回、投球しようとした瞬間に球審がタイムをかけ、手から放たれたボールは、バックネット裏の2階席に飛び込む“大暴投”となってしまった。14日の米ニュースサイトAOLは「きょうは13日の金曜日で、しかも満月ときている。ケリーは月の半分くらいまで投げようとしたのかな」と、ちゃかした。
ケリーがきまり悪さを隠すように口をへの字に曲げ、打席のキャンハは必死に笑いをかみ殺す中、地元中継局FOXスポーツSWのレイモンド・アナウンサーは「この放送席のすぐ前まで来たぞ。すごいな」。ニトコウスキー解説者が「これとカンザスシティーでのトレバー・バウアーと、どっちがいい感じだと思う?」と振ると、「私はこっちの方がいいな」「同感だ、こっちの方がずっといいな」という会話が交わされた。
7月28日、当時インディアンスに所属した右腕バウアーは、敵地カンザスシティーのロイヤルズ戦で8失点KOされた。降板直前、怒りに身を任せてマウンドからボールを中堅方向へぶん投げると、フェンスオーバーの約100メートルの大遠投。チームから罰金処分を科された上、わずか3日後の31日にレッズへトレード放出された。