第3ラウンドを終えて首位と2打差の11アンダー2位につけたのが吉本ひかる(マイナビ)。首位の畑岡奈紗(森ビル)、渋野日向子(RSK山陽放送)と同学年の20歳は、最終18番で2メートルのバーディーを決め、この日67。ツアー初優勝へ向けて最終日最終組を回ることになった。「最後の1打は明日につながると思います。今季前半戦の優勝争いで、無意識に守りに入っていたところがあるので、明日は攻めていきたい」。今季はすでに3590万円余を稼ぎ、初シードを確定させている。賞金ランクは21位。今季は24試合のうち7試合で10位以内に入り、4月には2週連続2位と初優勝に迫った。すでに吉本と同学年の黄金世代は9人がツアー勝利を挙げているだけに、早く追い付きたいところだ。
最終日は畑岡らとの最終組を回る。「今季前半戦の優勝争いでは無意識に守りに入っていたところがあるので、攻めていきたい」。5月のサロンパス杯で初優勝した渋野に続き、メジャー大会で初Vを果たすか。