シニアツアー▽14日、石川県小松市、小松CC(6917ヤード、パー72)▽晴れ、28・3度、北北西3・1メートル▽賞金総額6000万円、優勝1200万円▽72選手(うちアマ3人)▽観衆2201人
2日連続の69をマークした高橋勝成(69)=I・T・O JAPAN=が2ラウンド続けてエージシュートを達成した。通算7アンダーで26位。10位タイから出たタワン・ウィラチャン(52)=タイ=が、通算14アンダーで並んだプラヤド・マークセン(53)=タイ=とのプレーオフを制し、今季初優勝、シニアツアー通算2勝目。
日本勢の最上位は通算12アンダーで4位の白浜育男(60)=RomaRo=で、シニアデビュー戦だった丸山茂樹(50)=セガサミーHD=は66位だった。
高橋が2ラウンド続けてエージシュートを達成した。2日目は5バーディー、2ボギー。そしてこの日は18番で2メートル弱を沈めて4バーディー、1ボギーだった。決まった瞬間は「思わず跳び上がった。2日間続けては初めて」。シニアツアーでは自身5度目のエージシュートに笑顔を見せた。
今週のキャディーは会社勤めをしている長男・成輝さん(27)が務めた。「子どもと一緒のラウンドは、これが最後と思っていたので記念になることがしたかった。いい思い出ができた」と感慨深げだった。
エージシュート2度達成の特別賞50万円をゲット。次週の日本シニアオープンでも「狙います。当然です」と、試合をまたぐ3ラウンド連続のエージシュートをもくろんでいる。 (櫛谷和夫)