大相撲の東横綱鶴竜(34)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、井筒部屋=が秋場所8日目の15日、日本相撲協会に「左膝内側側副靱帯損傷疑いで約2週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。西横綱白鵬も2日目から休んでおり、今年1月の初場所以来の最高位不在となった。
鶴竜によると、場所前から左膝に違和感があった。2場所連続優勝が懸かっていたが、初日から4連勝後は5日目から3日連続で金星を配給していた。休場は4場所ぶり13度目。8日目に対戦が組まれた玉鷲は不戦勝。
鶴竜は黒星に言及し「ああいう相撲を取り続けるのは良くない。相手を受け止めていないし、足が出ていない」と話した。再出場はしない方針。