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【大相撲】

67キロ差なんの! 1敗死守の石浦には燃える理由がある

2019年9月15日 紙面から

1敗を守り、ファンの赤ちゃんを抱っこする石浦

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◇秋場所<7日目>

 体重110キロ。同部屋の弟弟子、炎鵬に次いで幕内で2番目となる軽量の石浦が、豊山を押し出して1敗を守った。

 67キロ重い相手に「疲れたっす」と話したが、張りにいったり、足を飛ばしたり。土俵狭しと動き回って勝機をつかんだ。

 初日に初めて実現した同部屋3人での横綱土俵入りは、白鵬が2日目から休場したため1日限りとなったが、太刀持ちの炎鵬とともに露払いの石浦が場所を引っ張る。

 奮起材料もある。第2子となる長女の誕生予定日が来月13日と近づいてきた。身重の妻の負担を減らすため、場所中でも「外食することがあります」と優しい笑みを浮かべる。

 それでも、勝負に対しては厳しく臨む。「まだ勝ち越したわけでも何でもないんで。帰ってからあしたに向けてのことをやっていきたい」と8日目を見据えた。 (岸本隆)

 

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