2020年東京五輪の日本代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)は15日、東京・明治神宮外苑発着で行われ、男子は中村匠吾(富士通)が優勝、服部勇馬(トヨタ自動車)が2位となって代表に決まった。女子は30キロを前田穂南(天満屋)、鈴木亜由子(日本郵政グループ)の順に通過した。
五輪本番とほぼ同じコースで男女各2枚の切符を争った。3位でも、来春までの国内指定大会の結果次第で代表入りの可能性がある。男子の日本記録を持つ大迫傑(ナイキ)は3位だった。スタートから飛び出した設楽悠太(ホンダ)は終盤失速した。