中日・大野雄が史上81人目のノーヒットノーランを達成したことで歓喜にわいたベンチにあって、複雑な表情を浮かべていたのが京田。6回1死から梅野の遊ゴロを一塁に悪送球。一塁・ビシエドがタッチするもセーフと判定され、中日ベンチはリクエストしてリプレー検証されたが、結果はセーフ。この瞬間、完全試合の夢が絶たれた。
その後、6回2死二塁から木浪の中前へ抜けそうなゴロをさばく好プレーで偉業をアシストしたが、「その前にエラーしてしまったので…。ノーヒットノーランを達成できたのはよかったですけど、完全試合とはわけが違う」と自分を責めた。ただ、大野雄は「あれ(失策)があったから四球を出すことができた。失策がなくても完全試合は狙ってないです」と話した。