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【ドラニュース】

先輩の山井「僅差の達成すごい」 最後はみんなで喜んでいました

2019年9月15日 紙面から

山井のノーヒットノーランを報じる2013年6月29日付中日スポーツ

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 ノーヒッターの先輩はロッカールームで歓喜の瞬間を迎えていた。中日では2013年の山井以来となる大野雄のノーヒットノーラン。前回の達成者は、先発する15日のDeNA戦(ナゴヤドーム)に備えて後輩の投球を見守っていた。

 「いやあ、よかったですね。(6回の)木浪の遊ゴロとか、(7回の)マルテのファウルとか、危ない打球はあったけど、最後まで集中力が途切れなかった。それに大野(雄)は尻上がりに球が速くなる。最後はみんなで喜んでいました」

 こう後輩をたたえた先輩だが、自分と比べると「全然違う」と言う。「僕のときは四球ばかりで、無安打という感じがしなかった」。13年6月28日のDeNA戦(横浜)は6回まで4四球も、7回以降は完全投球という展開。しかも点差も1回に大量7点の援護をもらった山井に対して大野雄は3点。「僅差での達成はすごい」とうなった。

 もう一つ、指摘したのは捕手が交代しての偉業達成だ。「捕手が交代しての達成はなかなかないこと。(途中出場の大野)奨太もしっかり準備して試合に入ったんだと思う。僕のときも思ったけど、この記録は1人ではできない。野手も含めてみんなで達成した記録だと思う」と力説した。

 

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