畑岡は“下馬評”通りの好プレーで7バーディー、1ダブルボギーの67。早くも単独首位に躍り出た。
「いくつかあったピンチも切り抜けたし、14番のダブルボギーはもったいなかったけど、それ以外はよかったと思う」と畑岡。8番で残り95ヤードの第2打をあわやカップインかというスーパーショットでOKバーディーに仕留めるなど、11番までに5バーディー奪取。独走状態を築くかと思われたが、14番パー5でティーショットを左に引っかけペナルティーエリアへ。結局5オン2パットのダブルボギーとしたが、上がりの17、18番で3メートル半、2メートル半のチャンスをものにしてカムバック。持ち前のショット力を存分に披露した。
勝てば09年大会で諸見里しのぶが作った23歳59日を大幅更新して、ツアー史上最年少メジャー3勝目を達成する。「目標はトータル20アンダー。明日どれだけ伸ばせるかがすごく大事になると思ってます」と、口元を引き締めた。