中日のドラフト1位・根尾昂内野手(19)が14日、ウエスタン・リーグの阪神戦(ナゴヤ)に「3番・遊撃」で先発出場し、5回に中前打を放ち、5試合連続安打をマークした。この日は3打数1安打1打点だった。試合は中日が4-3で勝利した。
阪神の先発は大阪桐蔭高の大先輩・岩田。2打席凡退したあとの5回1死一塁で迎えた第3打席だった。岩田の初球141キロ速球を中前へはじき返し、8日のオリックス戦から続いている連続試合安打を5に伸ばした。1回2死で迎えた第1打席は空振り三振。2-2の同点で迎えた第2打席は、3回1死二、三塁から初球スライダーをたたき、右翼への犠飛で勝ち越しとなる打点を挙げた。7回1死一塁では、カウント1ボールから2番手の育成左腕・石井の変化球を捉え鋭いライナー性の打球を放ったが、中飛に打ち取られた。
岩田と初対戦した8月29日(鳴尾浜)は三ゴロに打ち取られていたが、対戦4打席目で先輩から初安打をマークした。