理屈っぽい人の話。

時事に関してのコメント他。

韓国が日本に謝罪を求め続ける理由(沈韓論から)

2015年03月13日 15時26分02秒 | 朝鮮半島関連
今更だけど、「韓国人による沈韓論」を読んだ。ざっと見です。タイトルこれで合ってたっけ?

この本は、韓国人が書いた(とされている)本。
カッコをつけたのは、内容がかなり日本寄りなので、本当に韓国人が書いたのか?書いたのは韓国人であっても、日本人に近い在日韓国人だったりするんじゃないか?あるいは、編集部が相当の味付けをしたんじゃないか?と思ってしまうから。いつも通り、ひねくれている物の見方です。

そんな前置きは置いといて…この本を読んでこれらが理解できた。
日本は十分すぎるほど、謝罪し必要以上の支援を行っているのに、それでも韓国が謝罪と補償を求め続ける理由。
そして、韓国には、もうこれ以上、一切の謝罪をする必要はないという事。


だって、思考回路が日本人とあまりにも違いすぎるんだもん。
日本人の感覚と韓国人の感覚は違いすぎる。
この前、日本の韓国紹介ページで「~の価値を共有する」を削除したとかっていうニュースがあったけど、もし、この本の内容が韓国について、ある程度の核心をついているのであれば、日本の判断は確実に正しい。
そのくらい日本人と韓国人の物事に対する判断基準は異なる。

それは、どういう事なのか?
一番良いのは本を実際に読む事だが、とりあえず超要約するとこんな感じ。

韓国人には、「自分より上か、自分より下」しかない。
      ↓
韓国人は、「自分より下」の存在に対しては、どんな事をしても構わないし、許されると考えている。
      ↓
謝るという事は、「私はあなたより下である」と認める事になる。
      ↓
下の者ならば、上の者にずっと従い続けなければならない。何でも言う事を聞かなければならない。
      ↓
それなのに、日本は韓国より下の地位に居続けようとしない。
      ↓
それは、謝罪したことにならない。
      ↓
もう一度謝罪させて、日本が韓国よりも下の地位にいるという事を自覚させたい。
      ↓
日本を永遠に謝罪させて、韓国が日本に対して横暴と賠償請求をし続ける権利を保ち続け、日本が潰れるまで吸い尽くしてやる。


河野談話作成時に、日本と韓国が摺合せをしたが、その際、日本は韓国に妥協してしまった。
そして、謝罪してしまった。謝罪する事で日韓関係が改善するという日本人の感覚で。
しかし、その謝罪は韓国人の感覚で受け取ると、「日本は韓国の下になります」という意思を明示する事だった。
そのため、韓国政府、韓国人による日本への暴挙がより強まることになった。
韓国は一度手に入れた利権を手放すことはない。
永遠に日本から美味い汁を吸い続けるために、今後も謝罪を求め、より強烈な要求を繰り返すことになる。


……………
なぜ、韓国人は「自分より上か、自分より下」しかないのだろうか?
本では、日本以上の学歴社会になっていて、上の会社は下請けを奴隷にしか思っていないというような事が書いてあったが、それだけではないのだろう。
おそらく、儒教意識と中華思想が結びついた結果、思いっきり変質してしまい、「上は下を奴隷にして良い」という考えになってしまったのだろう。
どっちも中国の影響を受けたものだが、そのどっちも解釈を間違えてしまっている。
儒教は、目下の者は目上の者を尊重し、従うべしという考え方。
中華思想は、中国を中心にして、外に行けばいくほど未開になるので、中国が正しい方向に導いていくという考え方。
それが韓国の解釈になると…
下は上に服従し、上は下に対して絶対的になれる(儒教)。
未開なものは野蛮であり、人として扱う必要はない(中華思想)。
これがミックスして、「下の者は人として扱う必要はないから、上の者は下の者に対して絶対的に横暴に振る舞って良い」となってしまったって事。
だから、韓国人は、日常の些細な出来事程度では謝っても、少し大きな話になると絶対に謝らないそうです!

被害者は善であり上。加害者は悪であり下。
加害者である事を認めた時点で、その者は下の地位に属すことになり、上からの要求に応じ続けなければならない。
それが韓国人の感覚なんだってよ。


それに対して、日本は日本人の感覚で誠実な事をし続けてきた。
過去を乗り越えて、対等なパートナーとして協力し合いながら前進するために。
だけど、それはすればするほど、日本と韓国の間できた序列(勝手に韓国が作ったものだが)を深めてしまう。
関係を改善するために謝罪すればするほど、ますます奴隷化していってしまう事態に陥る。
こちらの誠意は永遠に認められない。
(そもそも、謝罪する根拠も乏しいのに)

そういう感覚って、分からないよね。
分からなかった。正直。全然理解できてなかった。
だから、この本が言っている事が、ある程度核心をついているのであるならば…

日本は今後、韓国に謝罪する必要は一切ない。

戦争談話をするのであれば、「日本は過去にあった痛ましい出来事から決別し、これまで平和活動や国際支援に従事してきた。今後も未来を見据えて世界平和を実現すべく積極的に貢献していきたい」とでも言っておけば、戦勝国のバイアスがかった善悪基準にも合致するし、永遠の謝罪からも逃れられる。

政治家と官僚様、韓国の呪縛から解放できるように頑張ってね!
コメント (2)   この記事についてブログを書く
« 自衛隊の活動範囲の拡大に反... | トップ | 投票率を上げるには。 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (トビリン)
2019-08-31 23:47:58
韓国に何故謝るのか? 何に対して 日本は 謝るのか?
日本人は、 訳分からず、ガンガン韓国から言われて、優しいから、謝ってしまうが、 謝る事など、何一つないのが、事実であります。 植民地支配時代の、苦しみと、韓国人は、言うが、 大間違いで、 韓国併合は、韓国政府が、条約に合意して併合され日本と一体化を韓国が望んでなされたのが歴史です。 戦争して植民地支配した訳じゃ無い事を教えてやって下さい。
慰安婦も、韓国人の親や、親戚が、娘を韓国人の人身売買組織に売り渡し、韓国人経営の慰安所で、売春婦とさせた少数の被害者と、大多数の望んだ売春婦達です。
日本兵は、お客にすぎません。
ありがとうございます。 (筆者)
2019-09-04 09:52:03
>トビリンさん

おっしゃる通りです。
現地に赴任していた日本人の役人は、むしろ朝鮮人の違法慰安所を取り締まっていた立場なので、韓国の主張していることは完全な捏造です。
とはいえ、発言力の強い者が優位になってしまうのが現実。人の良い日本人は外交的な立ち回りを完全に間違えてしまいました。その結果、今の日韓関係が問題化しているのです。
かなり遅いですが、日本も韓国の捏造を指摘して海外からの誤解を解かなければなりません。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

朝鮮半島関連」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事