我が家の次男ミッキーは、自閉症スペクトラムとADHDの発達障害があります。
4月から、地域の公立小学校の特別支援学級へ入学しました。学校へは覚悟していたよりもスムーズに慣れ、4月5月は疲れも見られましたが、6月に入ると落ち着いて通えるようになりました。
ですが、まだまだ難しい「友達」・・・
ミッキーはよく「友達ができたら」「友達と何何したい」と、仮定の話をしていますが、そうです。友達と言えるほど親しい子は、いません。幼稚園時代も、小学校に入ってからも、友達はできません。
一時期、友達を作ってあげたいなと私が張り切って、公園で近所の子に入れようと必死にがんばったことがあったのですが、どうしても難しかった。そもそも、子供同士で喋れなかった。ミッキーは話しかけられても気づかないことも多く、タイミングが合わなければ意思疎通もできません。自分の言いたいことをまずは言ってしまわないと気がすまないので(これは今もそう)、会話が成り立ちません。
他の子が何をやっているのかも理解出来ないし、どんどん変わっていく遊びのテンポにもついていけません。何をしたらいいのかわからず、どんどん不安感がつのり、撃沈するパターンがほとんどでした。
公園でもささいなことで泣き叫び、大暴れし、ドン引きされ、こりゃ逆効果だわな~ということで、しばらく放課後も療育を中心にしていたのですが、やっぱり小学生になると、ミッキー自身も「友達が欲しい」と感じるようになってきたようです。
とはいえ、まだ学校の行き帰りで同じクラスの子にあっても、頑なに私としか喋ろうとしないし、クラスでも手伝ってくれる子や上級生にもガン無視です。
あんた、ほんまに友達ほしいんかいな・・・
という感じですが、なかなか本心と行動が伴いません。どうすれば友達になれるのか・・・これは本当に教えるのが難しいです。
友達になりたいなら、相手が喜ぶことをする。それはあいさつだったり、きちんとお礼を言うことだったり、困っている時に助け合えることだったり、一つ一つ説明すれば理解はできるのですが、いざその場になると、身体が反応できません。気持ちの切り替えが、本当に下手ですね。
でも、長男ゲンキもマイペースな人で、小学校2年生くらいまでは1人で砂いじりをしていることが多かったらしく、様子を聞いて心配して、懇談会で先生にも相談して、先生も心配して遊びに誘ってくれたりしたのですが、
それが逆効果だったようで、情緒不安定になってしまった時期がありました。無理に入ってみたものの、遊びのルールにこだわりすぎて、友達ともめることが増え、帰ってくるなり泣きじゃくる日もあり、通級で相談すると
「ほっとき。1人の時間も必要なのよ。別に、1人でいたっていいのよ。しんどい思いしてまで、友達と遊ぶことないよ。充電して、がんばれるために自由時間があるんだから」
と言われ、悟りました。
ゲンキも今では、同じようなマイペースな子といつも一緒にいて、休みの日も仲良くまったりと遊んでいます。
友達は、無理に作るものではないということですね。いつか、自分に合う子に出会える。人と無理に付き合うのは、自閉症スペクトラムの子には不可能でしょう。友達がたくさんいる = いいこと、ではないと親も悟る必要があります。
ミッキーも、少しずつ人との距離がわかってきたようで、支援級の他の子とちらほらお喋りするようになってきました。まだまだ健常の子と混じるのは難しいですが、5年後でも、10年後でも、一緒にいて安心できる友達が、できていたらいいなと思います。
4月から、地域の公立小学校の特別支援学級へ入学しました。学校へは覚悟していたよりもスムーズに慣れ、4月5月は疲れも見られましたが、6月に入ると落ち着いて通えるようになりました。
ですが、まだまだ難しい「友達」・・・
ミッキーはよく「友達ができたら」「友達と何何したい」と、仮定の話をしていますが、そうです。友達と言えるほど親しい子は、いません。幼稚園時代も、小学校に入ってからも、友達はできません。
一時期、友達を作ってあげたいなと私が張り切って、公園で近所の子に入れようと必死にがんばったことがあったのですが、どうしても難しかった。そもそも、子供同士で喋れなかった。ミッキーは話しかけられても気づかないことも多く、タイミングが合わなければ意思疎通もできません。自分の言いたいことをまずは言ってしまわないと気がすまないので(これは今もそう)、会話が成り立ちません。
他の子が何をやっているのかも理解出来ないし、どんどん変わっていく遊びのテンポにもついていけません。何をしたらいいのかわからず、どんどん不安感がつのり、撃沈するパターンがほとんどでした。
公園でもささいなことで泣き叫び、大暴れし、ドン引きされ、こりゃ逆効果だわな~ということで、しばらく放課後も療育を中心にしていたのですが、やっぱり小学生になると、ミッキー自身も「友達が欲しい」と感じるようになってきたようです。
とはいえ、まだ学校の行き帰りで同じクラスの子にあっても、頑なに私としか喋ろうとしないし、クラスでも手伝ってくれる子や上級生にもガン無視です。
あんた、ほんまに友達ほしいんかいな・・・
という感じですが、なかなか本心と行動が伴いません。どうすれば友達になれるのか・・・これは本当に教えるのが難しいです。
友達になりたいなら、相手が喜ぶことをする。それはあいさつだったり、きちんとお礼を言うことだったり、困っている時に助け合えることだったり、一つ一つ説明すれば理解はできるのですが、いざその場になると、身体が反応できません。気持ちの切り替えが、本当に下手ですね。
でも、長男ゲンキもマイペースな人で、小学校2年生くらいまでは1人で砂いじりをしていることが多かったらしく、様子を聞いて心配して、懇談会で先生にも相談して、先生も心配して遊びに誘ってくれたりしたのですが、
それが逆効果だったようで、情緒不安定になってしまった時期がありました。無理に入ってみたものの、遊びのルールにこだわりすぎて、友達ともめることが増え、帰ってくるなり泣きじゃくる日もあり、通級で相談すると
「ほっとき。1人の時間も必要なのよ。別に、1人でいたっていいのよ。しんどい思いしてまで、友達と遊ぶことないよ。充電して、がんばれるために自由時間があるんだから」
と言われ、悟りました。
ゲンキも今では、同じようなマイペースな子といつも一緒にいて、休みの日も仲良くまったりと遊んでいます。
友達は、無理に作るものではないということですね。いつか、自分に合う子に出会える。人と無理に付き合うのは、自閉症スペクトラムの子には不可能でしょう。友達がたくさんいる = いいこと、ではないと親も悟る必要があります。
ミッキーも、少しずつ人との距離がわかってきたようで、支援級の他の子とちらほらお喋りするようになってきました。まだまだ健常の子と混じるのは難しいですが、5年後でも、10年後でも、一緒にいて安心できる友達が、できていたらいいなと思います。