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石川ホタル幼虫 育て方学ぶ 杜の里小児童 11月の放流目指す
金沢市杜(もり)の里小学校の三年生八十二人が十二日、学校近くのNPO法人金沢杜の里(同市若松町)を訪れ、ホタルの幼虫の育て方を学んだ。三十日からヘイケボタルとゲンジボタルの幼虫を実際に飼育し、放流する。 この日は同法人の「ホタルの宿」で、体長一センチほどのヘイケボタルの幼虫約三十匹が入った水槽を見学。長年ホタルを育ててきた亀田輝之さん(75)=同市田上町=の指導のもと、水槽の水を入れ替えたり、餌のカワニナをピンセットでつまんだりする練習をした。村口里子さん(9つ)は「ホタルを傷つけないように大事に育てたい」と話した。 幼虫の飼育は、総合学習の一環で毎年行い、十一年目。同法人事務局長の鈴坂愛作さん(75)は「飼育を通して命の大切さを学んでもらえれば」と期待している。幼虫は体長二センチほどまで育て、十一月下旬に学校近くの水路へ放流する。(戎野文菜) 今、あなたにオススメ Recommended by PR情報
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