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不登校だったわたし…「中1ギャップ」の悪夢(ノンフィクション漫画)
ココロ/カラダ / 2019.09.13
不登校、引きこもり……様々な要因で家から出られなくなり、夢や希望、人生そのものを諦めてしまう人がいます。私もかつてはその1人でした。中学生の頃に不登校、引きこもりになり、その後もそれを引きずり続けた私が、どのようにして社会復帰を果たしたのか、ご紹介したいと思います。
こんにちは、えむこと申します。
今回は、私の過去の体験談として、「不登校で引きこもりだった頃」の話を書かせていただきました。
暗い場面が続いてしまいましたが、今思い返しても、当時はこんな状態が日常でした。
不安や焦りが限界に達し、無気力に…
そもそも、私が不登校になったきっかけは、塾や課題などで不規則になっていた生活による疲労と、学業に対する不安や焦りが限界に達して、無気力になってしまったからでした。
無理を重ねすぎてエネルギーが枯渇してしまった状態で、勉強も、学生生活も、すべて投げ出してしまいました。
そうとは知らない周囲の大人達は、私の不登校を「いじめ」が原因なのではと思い、解決のために奔走しました。
もちろん、いじめなど実際には存在しなかったので、私の不登校は解決しませんでしたが。
結局、「怠け病」「逃げてるだけ」と言われるようになり、私自身、「自分は怠け癖がひどいから、ろくでもない人間なんだ」と思うようになりました。
誰にでも起こりうる「中1ギャップ」
当時、不登校の原因は「いじめ」や「本人の怠惰」として扱われがちでした。でも今では、その頃の私のような状態は「中1ギャップ」と呼ばれ、中学進学時の環境の変化などに適応できずストレスを溜めることからくる現象だとされています。
中学生活に対する憧れも人並みにあり、夢や希望を沢山持っていました。
もし、目の前に当時の中学生だった自分がいたら、「大丈夫だよ、色々環境が変わりすぎて、疲れてるだけだよ。気にせず休んで」と言ってあげたいです。
さて、そんな私の引きこもり不登校生活も、中学卒業と共に一旦終了します。
高校では心機一転、頑張っていこうと決意をしたのですが……。
後編に続きます。