最終更新: 2015/4
config.cgiは、FlashAirの設定を変更するために使います。変更にはMASTERCODEが必要です。複数の項目を同時に変更できます。
パラメータ名 | 説明 | パラメータ例 | ファームウェアバージョン |
---|---|---|---|
APPAUTOTIME | 接続タイムアウト時間の設定 | APPAUTOTIME=3000000 | 2.00.00+ |
APPINFO | アプリケーション独自情報の設定 | APPINFO=0123ABCD4567EFGH | 1.00.00+ |
APPMODE | 無線LANモードの設定 | APPMODE=4 | 1.00.00+ |
APPNETWORKKEY | ネットワークセキュリティキーの設定 | APPNETWORKKEY=12345678 | 1.00.00+ |
APPSSID | SSIDの設定 | APPSSID=flashair | 1.00.00+ |
BRGNETWORKKEY | インターネット同時接続用ネットワークセキュリティキーの設定 | BRGNETWORKKEY=12345678 | 2.00.02+ |
BRGSSID | インターネット同時接続用ネットワークSSIDの設定 | BRGSSID=myhomelan | 2.00.02+ |
CIPATH | WiFi起動画面パスの設定 | CIPATH=/DCIM/100__TSB/FA000001.jpg | 1.00.00+ |
New CLEARCODE | マスターコードの削除 | CLEARCODE=1 | 3.00.00+ |
MASTERCODE | マスターコードの設定 | MASTERCODE=0123456789AB | 1.00.00+ |
New TIMEZONE | タイムゾーンの設定 | TIMEZONE=36 | 3.00.00+ |
New WEBDAV | FlashAirドライブ(WebDAV)の設定 | WEBDAV=1 | 3.00.00+ |
APPAUTOTIME
無線LAN機能の自動タイムアウト時間を設定します。単位はミリ秒です。 設定可能な値は、 60000
から 4294967294
で、デフォルト値は 300000
です。
0
を指定すると自動停止しない設定になります。ただし、SDメモリカードホスト機器のスリープでカードへの電源供給が遮断された場合などに、停止することがあります。
設定された値は CONFIGファイルの APPAUTOTIME パラメータに保存されます。
設定に成功すると SUCCESS
、失敗すると ERROR
が返ります。
http://flashair/config.cgi?MASTERCODE=0123456789AB&APPAUTOTIME=3000000&APPMODE=4
APPINFO
アプリケーションが独自で使用する情報を、16ケタの英数字で保存することができます。
一番新しく設定された値が CONFIGファイルの APPINFOパラメータに保存されます。
設定に成功すると SUCCESS
、失敗すると ERROR
が返ります。
http://flashair/config.cgi?MASTERCODE=0123456789AB&APPINFO=0123ABCD4567EFGH
APPMODE
無線LANの動作モードを設定します。以下のモードがあります。
0 | 「無線起動画面」のライトプロテクト解除操作で無線LAN機能を起動します。無線LANモードはAPモードです。 |
---|---|
2 | 「無線起動画面」のライトプロテクト解除操作で無線LAN機能を起動します。無線LANモードはSTAモードです。 |
3 | 「無線起動画面」のライトプロテクト解除操作で無線LAN機能を起動します。無線LANモードはインターネット同時接続モードです。 (ファームウェア 2.00.02以上) |
4 | カード電源投入時に無線LAN機能を起動します。無線LANモードはAPモードです。 |
5 | カード電源投入時に無線LAN機能を起動します。無線LANモードはSTAモードです。 |
6 | カード電源投入時に無線LAN機能を起動します。無線LANモードはインターネット同時接続モードです。 (ファームウェア 2.00.02以上) |
その他 | 未定義です。指定しないでください。 |
APモード、STAモード、インターネット同時接続モードについては、 CONFIGファイルの説明をご覧ください。
一番新しく設定された値が CONFIGファイルの APPMODEパラメータに保存されます。
設定に成功すると SUCCESS
、失敗すると ERROR
が返ります。
http://flashair/config.cgi?MASTERCODE=0123456789AB&APPMODE=4
APPNETWORKKEY
0-63文字の英数字でのネットワークセキュリティキーを設定します。 無線LANのセキュリティ機能を有効にするためには最低8文字が必要です。
一番新しく設定された値が CONFIGファイルの APPNETWORKKEYパラメータに保存されます。
設定に成功すると SUCCESS
、失敗すると ERROR
が返ります。
http://flashair/config.cgi?MASTERCODE=0123456789AB&APPNETWORKKEY=12345678
APPSSID
無線LAN識別子(SSID)を、1-32文字の英数字で設定します。
一番新しく設定された値が CONFIGファイルの APPSSIDパラメータに保存されます。
設定に成功すると SUCCESS
、失敗すると ERROR
が返ります。
http://flashair/config.cgi?MASTERCODE=0123456789AB&APPSSID=flashair
BRGNETWORKKEY
インターネット同時接続モードで使用するインターネット側ネットワークの セキュリティキーを0-63文字の英数字で設定します。
一番新しく設定された値が CONFIGファイルの BRGNETWORKKEYパラメータに保存されます。
設定に成功すると SUCCESS
、失敗すると ERROR
が返ります。
http://flashair/config.cgi?MASTERCODE=0123456789AB&BRGNETWORKKEY=12345678
BRGSSID
インターネット同時接続モードで使用するインターネット側ネットワークの 無線LAN識別子(SSID)を、1-32文字の英数字で設定します。
一番新しく設定された値が CONFIGファイルの BRGSSIDパラメータに保存されます。
設定に成功すると SUCCESS
、失敗すると ERROR
が返ります。
http://flashair/config.cgi?MASTERCODE=0123456789AB&BRGSSID=myhomelan
CIPATH
無線起動画面として使う画像ファイルのフルパスを設定します。 無線起動画面とは、無線LANモード(APPMODE)が0,2,3のいずれかである場合に、無線LAN機能のON/OFFを制御するための画像ファイルです。
一番新しく設定された値が CONFIGファイルの CIPATHパラメータに保存されます。
設定に成功すると SUCCESS
、失敗すると ERROR
が返ります。
http://flashair/config.cgi?MASTERCODE=0123456789AB&CIPATH=/DCIM/100__TSB/FA000001.jpg
CLEARCODE
マスターコードをリセットします。 CONFIGファイルの MASTERCODEが削除され、同時にLOCK=1も削除されます。
設定に成功すると SUCCESS
、失敗すると ERROR
が返ります。
http://flashair/config.cgi?MASTERCODE=0123456789AB&CLEARCODE=1
MASTERCODE
マスターコードは、SSID(APPSSID)やネットワークキー(APPNETWORKKEY)の設定の際のパスワードとして使われる12ケタの16進数の数字です。 値が設定済みのマスターコードと一致した場合は、同時に指定されたその他の設定をCONFIGファイルの対応するパラメータに保存します。 マスターコードが設定されていない場合は、設定された値が CONFIGファイルの MASTERCODEパラメータに保存され、同時にLOCK=1も設定されます。
設定に成功すると SUCCESS
、失敗すると ERROR
が返ります。
http://flashair/config.cgi?MASTERCODE=0123456789AB
TIMEZONE
FlashAirドライブ(WebDAV)動作時に、FATファイル時間からUTC時間へ変換するためのタイムゾーンを設定します。 15分単位を1として -48
から 54
の数字で設定します。
日本は、UTC標準時を 0
とし、9時間進めたUTC+9であるため、 36
(9(h)×4(15m)=36)を設定します。
一番新しく設定された値が CONFIGファイルの TIMEZONEパラメータに保存されます。
設定に成功すると SUCCESS
、失敗すると ERROR
が返ります。
http://flashair/config.cgi?MASTERCODE=0123456789AB&TIMEZONE=36
WEBDAV
FlashAirドライブ機能を有効にするかどうかを指定します。次の値のいずれかを指定します。
0 | FlashAirドライブ機能無効 |
---|---|
1 | FlashAirドライブ機能有効(リードオンリーモード) |
2 | FlashAirドライブ機能有効。書き込みを有効にするには、CONFIGファイルに UPLOAD=1 を設定する必要があります。 |
一番新しく設定された値が CONFIGファイルの WEBDAVパラメータに保存されます。
設定に成功すると SUCCESS
、失敗すると ERROR
が返ります。
http://flashair/config.cgi?MASTERCODE=0123456789AB&WEBDAV=1