「挑発されて刺した」中国人の男が“殺害”認める　刃物持参で計画的犯行か　福岡市・男性“刺殺”事件

福岡市で中国人留学生の男性が殺害された事件で、殺人の疑いで逮捕された中国人の男が、容疑を認める供述を始めたことが分かりました。

福岡大学１年の中国人留学生、ロ・シ容疑者(27)は８月28日、福岡市城南区別府のマンションの一室で別の大学に通う中国人留学生オウ・ショウイさん(23)の胸などを刃物で刺し、殺害した疑いで逮捕されました。

ロ容疑者は当初、容疑を否認していましたが、その後「自分が刺した」と殺害を認める供述を始めたことが、捜査関係者への取材でわかりました。

また、ロ容疑者は「女性に会いに行ったら、同居しているオウさんと口論になり刺した、挑発されたように感じた」とも供述しているということです。

警察はロ容疑者が刃物を持参していたことなどから、計画的に襲った疑いもあるとみて調べを進めています。