【ロンドン原田公樹】サッカーのイングランド・プレミアリーグ、ウェストハムMFデクラン・ライス(20)が、3月にアイルランドからイングランドへ代表を変更したことで脅迫を受けていた。10日に英テレビ局ITVのインタビューで「(ソーシャルメディアを通じ)家まで来ると言う人もいた。僕自身や家族に対する脅迫があった。彼らのプロフィルを見ると、架空だったりする。でも本気で恐ろしいと感じたことは一度もない。この件に関して、ファンは常に私に嫌がらせをしてくる」などと語った。
ロンドンで生まれ育ったライスだが、父方の祖父母がアイルランド出身のため、ユース世代からアイルランド代表としてプレー。A代表としても親善試合に3試合出場した。しかし、2月にイングランド代表に変更することを決意し、3月にデビュー。ライスは「僕自身はともかく、両親への嫌がらせは堪えた」と話した。