私はオフでツイッターのフォロワーに会うのに抵抗がないタイプの、恐らく距離感を取るのが下手な馴れ馴れしいオタクである。
だから時々オフで会って遊んだりするのだが、その中でちょっと自分の気持ちが可笑しいのではないかと思う時があるので整理するためにこちらを利用してみた。
端的に言うと「私はフォロワーに恋してるのか?」という内容である。
タイトルがどういったことなのかは最後まで読めば分かるのだが、要約するとこのブログは「フォロワーに恋してるとするとオタク生活に終止符が打たれかねないのでそれを回避するべく恋ではないと結論づけるための頗る自分勝手な長文」である。
最初はただ、気持ちの整理のために書き始めたのだが、着地点がこのように品のないものになってしまった。読んでも気分の良いものではないだろう。それでも最近毎晩のようにフォロワーのことを考えてうなされている。こんなこと匿名でないと書けない。かといって鍵アカウントで壁打ちするのもいよいよ重い。だからここで吐き出させて欲しい。
恋をしてるのか?と思っている相手のフォロワーをAさんとする。Aさんの主な活動は二次創作なのだがキャラクターの解釈や作風が好きでフォローしていた。何がきっかけかは分からないがフォローバックされた。向こうはフォロワー数が自分の何十倍もいる人間だったので驚いた。
当たり前だがフォロワー数に関係なく、どのオタクも1人のオタクに過ぎない。しかし、初めてオフで遊んだ時とても気さくに話してくれたのがすごく嬉しかった。
その嬉しい、という気持ちが問題で、他のフォロワーと遊ぶ中で同じような場面があったはずなのに(どのフォロワーも気さくで優しい)比較すると明らかにAさんが親しくしてくれたことに喜びを感じていた。
そもそもオフで遊ぼうと誘ったのはこちらからだったのだが、誘った時点でドキドキしていたし、返信を待っている間もソワソワしたし、返信が来た時はゆっくりと内容を読み喜び、何もない時に何度も読み返した。
その行動や生まれた感情は実際恋をしている時と全く同じで、自分でも自分にギョッとしてしまった。
ここで仮説として考えらるのは、そのような感情はフォロワー数の多いAさんと仲良くしていることの優越感から来てるのではないか?というものだ。
しかしこれはあまりピンと来ない。たとえAさんのフォロワーが自分1人だけでもAさんやAさんの作品が好きという気持ちに変化はないと思うからだ。それに自分のスタンスとしてフォロワー数にこだわりがない。もちろんフォローされると嬉しいが、それは対個人への気持ちであり、何人になった、とは思わない。優越感を覚えたいのなら他者から見えるところで遊びましょうと誘えば良いだろうが、私の連絡手段はDMである。
いや、むしろ、実は仲良しだという、所謂匂わせをして優越感に浸っているのか?
とも思ったが、その優越感に何の意味があるのか分からない。Aさんが仲良しなのだから私にもある程度の権威がある、みたいなことだろうか。二次創作の界隈の中にヒエラルキーはあるのかもしれないが、やはり私はオタクは等しくオタクでしかないと思う。
よって、この仮説は成り立たないように思う。
ここまでの内容だと、あまり恋をしている人間に見えないのでもう少しそれらしいポイントを挙げてみる。
・オフの時に着ていた服装が素敵だと思ったし、自分と会う日にその服を着てきたことが嬉しい
(童貞かという感じだが、悲しいかなモテと縁遠い人生の私はまさにそういった気質があり、正直大概の人間に対して意識してしまう)
・また遊ぼうというAさんの言葉に喜んでいる
・もし私が告白してそれをAさんが受け入れてくれたらという想像をしてしまった
などである。
これらを参考に次に仮説としてあげられるのは、恋をしている自分に酔っているのでは?というものだ。
これは、良い線行っていると思う。
生々しい話になってしまうので他人の性事情が苦手な方は以降は読まないことをお勧めする。
私はAさんとセックスがしたい。
Aさんでオナニーをしてしまったら、Aさんへの恋を認めてしまう気がして実行していないが、出来るかもしれない。
性欲は強い方だと自負があるが、性に奔放に生きていないので欲求不満になり暴走しているのではないか、というものだ。
確かに欲求不満は欲求不満なのだが、しかしそれにしてはいささか効率が悪い気がする。性欲の解消なら幾らでも他に方法がある。また、前述しているような恋をしてる錯覚のようなものは性欲が起因となるのか疑問だ。よって欲求不満の暴走とは考えにくい。
以上で仮説は出し切った。
言語化して少しは落ち着いた。ここまで読み返して、個々の仮説は成り立ちにくいが複合しているのではないかと気付いた。
恋に恋している、欲求不満の人間が暴走している、というものだ。
そんな人間の書いた産物を読ませてしまって申し訳ないが、それが一番しっくり来る。というかそうでないと困る。
私はAさんの作品や二次創作の界隈が大好きだからだ。Aさんのことを本当に好きとなると自分の経験上、告白してしまいそうだ。そうなると全てが壊れてAさんの作品を見ることも界隈にいられなくなる。それは避けたい。
だから私はAさんのことを本気で好きなわけではない。と結論づけたい。
最後に、この文章を読んで自分のことかもしれないと仲の良かったフォロワーとぎくしゃくしないでくれたら嬉しい。貴方の大切な交友関係を破壊したくない。これを読んでいる時点で多分貴方はAさんではないから安心して欲しい。