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2019-09-11

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・おおざっぱに言って、一年先のことを考えることが多い。
 わかりゃしないよとか言って笑っているけれど、
 まるっきりわからないことばかりでもない。

 ある程度、よく考えればわかることと、
 そういう考えとは別に出遭い続ける偶然と、
 流れをどうしていきたいかという意思と、
 そこらへんのことが混じり合って、
 現実の一年後になるというわけだ。

 「よく考えればわかること」を、
 しっかりやっておくのはとても大事なことだ。
 しかし、それがわかっているだけでは全然足りない。
 ナマモノの人間がやっていくのが仕事で、
 相手にしているのもナマモノの人間たちである。

 おもしろい場所に人は集まるし、
 しっかりしてそうなプランを人は信じようとするし、
 儲かりそうなところに注目が寄せられるし、
 育ちそうな人びとに応援がついてくる。
 そして、たのしそうにやってないと呼吸が止まる。

 一年前にも、一年後のことを考えていた。
 一年前に考えていたことは、とてもうまく動いてくれた。
 スポーツで例えるなら、チームづくりに関わることが
 いちばん大事な課題だと思っていたけれど、
 それを進めるには、運の要素がとても多い。
 そして、あせってはいけないと覚悟もしていたので、
 平熱のままで進む一年後を想像していた。
 しかし、ありがたいことに運はよかったし、
 ぼくらはある意味で魅力的な動きもできていた。
 あせらなくとも、ちゃんとメンバーはそろってきた。
 前からいる乗組員たちは、強さを増しているし、
 新しく加わった乗組員は、新鮮な目で前を見て
 「夢に手足を」つけられる人たちだ。

 このチームが、苗木くらいまで伸びてきた新事業を、
 林や森につくりあげていく、それが次の1年だろう。
 具体的なあれこれをちゃんと言えないままだけれど、
 ここからの1年で、おいおい見えてくると思うよ。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
日記に書くようなことを、そのままここに書いてしまった。


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