| 報告書 | A | B | C | - | E | - | - | - | - | D | 甲 | 乙 | 丙 |
| 新潮 | A | B | C | G | - | F | H | I | J | D | 甲 | 乙 | 丙 |
| 文春 | D子(大塚) | 太野 | 西潟 | E子 | - | カット | - | - | - | M子 | A | B | C |
| + | 新潮記事 | 新潮→そして山口は甲たちに「誰が来るの?」と質問。1人が「今から全員、できるだけ、来れるだけ」と答える。山口が名前を聞くと、報告書には登場しないメンバー(註:Gとする)の名前を挙げ、更にAも言及。だが調査報告書は、甲、乙、丙ともAに連絡を取った事実は確認できず、実際にAは公園に来なかったことを指摘している。山口が「誰と、誰と、誰には連絡したんですか?」と確認を求めると、男の1人はGの名前しか出さない。その後の会話は以下の通りだ。 |
| + | 新潮記事 | 新潮→このような問答を繰り返していると、運営スタッフが到着。内部文書には、山口が興奮状態にあり、自分自身で問いただそうとする意識が強いとスタッフが判断、まずは山口に自由に喋らせたといった附記がある。山口が最初に疑ったのは、過去、同じマンションに住んでいたBの関与だ。 |
| + | 新潮記事 | 新潮→録音データを聴いたAKS関係者が、重い口を開く。 「事件直後という極めて異常な状況で、山口さんが強いショックを受けていたのは当然です。それでも自分を奮い立たせ、真相を究明したいという強い想いから、甲、乙、丙の3人と対峙している感じでした」 だが、山口と犯人側の会話は、次第に「言った、言わない」の水掛け論になっていく。 「異常な状況だということを踏まえても、やはり会話からは、犯人側が弁明するものの、それには頑なに耳を傾けない山口さんの姿が浮かび上がります。第三者委員会の調査で明らかになりましたが、Bさんはマンションを退去していました。甲の『Bから鍵はもらっていない』という説明は事実なのです。しかし山口さんは、どうしても納得できないようでした。『Bが鍵を渡した』というシナリオに固執しているかのような印象を受けました」(同・AKS関係者) 入手した内部文書には、山口が傍にいるDに「大家さんの電話番号調べて」と頼む姿も記録されている。山口が客観的な証言を得ようと考えていたことは、しっかりと記しておくべき事実だろう。そして、更に山口の“尋問”は続く。メンバーの誰が関与しているのか、特にBに関して必死に問いただすが、甲は一貫して否定を続ける。 |
| + | 新潮記事 | 新潮→山口は「Bが引っ越したのは誰から聞いたの?」と問い、甲は1人のファンの名前を口にするも、別の男が「俺は聞いていない」と否定する。なぜBの向かいの部屋が山口の自室だと把握していたのか、山口が何度も質問を重ねると、甲は「相当前に、Bか誰かに聞いたな」と明かす。山口が「Bとコンタクト取ってるってことじゃないの?」と畳み掛けるが、甲は否定する。 |
| + | 新潮記事 | 新潮→甲は、「外で声を掛けるよりは、マンションの中のほうがいい」とメンバーに助言されたのか否か、答えを曖昧に濁す。山口が「それは誰と?」と質問を重ねると、Gの名前を出す。山口は「何でG? 私、全然仲良くないのに」と納得しない。 |