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2019年9月11日 紙面から
広島-中日 7回裏1死二塁、小園(左)に右越え2ランを浴びる梅津=マツダスタジアムで(高岡辰伍撮影)
快挙はならなかった。中日の梅津晃大投手(22)は10日の広島戦(マツダスタジアム)に先発したが、2本塁打を浴び7イニング3失点で降板。2リーグ分立後では初となる、新人投手のデビューから全て先発での4戦4勝はならなかった。試合は打線が6安打に封じられ、0-3で今季6度目の完封負け。連勝は6で止まり、クライマックスシリーズ(CS)出場が遠のいた。
落ちなかったフォークを捉えられた打球が右翼席に吸い込まれる。マウンドの梅津は思わず、両膝に手をついた。0-1の7回1死二塁で同じ新人の小園に浴びた2ラン。2リーグ制後初となるプロ初登板から先発で4戦4勝の夢は散り、初黒星の苦さをかみしめた。
「負けた投手の気持ちが初めて分かった。やっぱりむちゃくちゃ悔しいですし、その悔しさが強いです。あの本塁打で試合を決定づけられてしまった。反省しています」
自己最長の7イニングを6安打3失点。「9回まで投げる気持ちでいた」。疲労は感じなかった。だからこそ、悔しさは募る。3回に浴びた西川の先制ソロは初球。小園の一発は3球目。「どちらも早いカウントからだったので。もう少し丁寧に投げられるように頑張ります」と言葉をつないだ。
「日本のエースに近い存在」と敬意を表する大瀬良との投げ合い。終盤までは一歩も引かなかった。最速148キロの直球とブルペンから調子が良かったスライダーを軸に、中盤からはフォークも交え、相手打線に的を絞らせない。打っても6回にプロ初安打となる中前打を放った。
「僕が一方的に負けたんですけど、大瀬良さんとの投げ合いはすごく楽しかった。いい経験ができた」。こちらも偽らざる思いだ。阿波野投手コーチも「いい投手に力を引き出された。一発は打たれたけど、しっかり投げ合えた」と評価した。
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