第179話 謝罪失敗と進化
午後の半日を博物館見学に費やした後、俺達は外で夕食を食べて宿に戻る。
宿に入ると、俺達を見た受付が声をかけてきた。
「ジン様ですね。お客様がお待ちですが、お声をかけてもよろしいでしょうか?」
「誰だ?」
「ルビー殿下の使い、と仰っていました」
「ああ、それなら構わない」
マップで相手が誰だか知っていたが、知らない振りをして相手を聞き、そのまま了承する。
ロビーで待っていると、別の部屋からルビーの側近(男)の1人が現れた。
『使い』と言っていたことから分かるように、ルビー本人は来ていない。
「私はルビー殿下の側近の1人だ。覚えているだろうか?」
「ああ、覚えている」
あの時は特に挨拶とかしていなかったからね。
「そうか。ルビー殿下からの伝言を預かっている。『明日の10時、謝罪をするから帝城を訪れる様に』。以上だ」
「舐めとんかワレェ」
ドスを利かせ、人を殺せそうな眼光で睨み付ける。
いや、流石に無いわー。
「な、何故そんな目で見る!?何か問題でもあるのか!?」
「……本気で言っているみたいだな」
側近は自分がいかに非常識な事を言ったのか、全く理解している様子がない。
皇帝一族の側近がこれというのは、少々問題があるのではないか?
「何故、俺が……謝罪を受ける側が謝罪する側の元に赴かなけりゃならないんだよ。どう考えても、謝罪する側が動くべきだろう?100歩譲って次に帝城に来た時に謝るというならともかく、時間指定まで謝る側がするとか、馬鹿にするのもいい加減にしろよ」
「し、しかし、皇女であるルビー殿下が軽々しく動くのは……」
「その伝言の内容、ピエール氏は知っているのか?」
側近の言い訳を最後まで聞かず、質問をする。
「い、いや、ピエール様は知らないはずだ。私がルビー殿下に直接頼まれ、その足でここまで来たからな」
「やっぱり……」
ピエール氏が関わっていたら、ここまで馬鹿な事は許さなかったに違いない。
A:現在、ピエールが大急ぎでこちらに向かって来ています。
あ、やっぱりヤバいって気付いたんだ。
でも、少し遅かったな。
「決めた。俺はルビーの事を許さない事にする」
「な、何故だ!?謝罪はするのだぞ!謝罪すれば許すのではなかったのか!?」
「言ってねーよ、そんな事」
謝罪は最低条件であり、どんな形でもいいから、謝罪をすれば許すという意味ではない。
誠意の欠片も感じない謝罪なんて、時間の無駄以外の何物でもない。
「失礼!」
「ピエール様!?どうしてここに!?」
ここで、ピエール氏が宿の扉を開けて入ってきた。そして、驚く側近。
俺は目の前でバッテンを作ってピエール氏に見せる。
ピエール氏、頭を押さえて天を仰ぐ。
それだけで自体をある程度把握できたようだ。
有能だけど、苦労人って感じだね。残念ながら、慮ってあげられる内容でもないけど。
「遅かったようですね……」
「ええ、流石に目の前であんな事を言われたら、許そうという気すら無くなります」
「……何とか、なりませんでしょうか?」
ピエール氏の立場では、簡単に諦める訳にもいかないだろう。
「ピ、ピエール様、何を仰っているのですか?」
「貴方は少し黙っていてください!」
「はい!!!」
そして、理解していない側近を黙らせる。
「流石に、謝る側に誠意がなければ、許すも何もないでしょう。謝罪の意味を理解していない者の、口先だけの言葉に意味なんてありませんよ」
「それは承知しております。ですが、ルビー様はまだ幼く、更生の余地もあります。何卒、再考いただけないでしょうか?」
確かに事が処刑に直結する内容となれば、一時の感情で切り捨てるのもどうかと思う。
ただ、『更生の余地』だけでは、考慮に値するとは言えない。せめて、『更生確実』くらいは欲しい。
そうだな。試したい事もあるし、いっそ……。
「それなら、1つ提案があります」
「何でしょう?」
「ルビーをルージュに預けてください。側近を切り離し、ルージュの側で教育し直します。この国からも一旦離れることになるかもしれませんね」
ルージュ、いや、俺に預けるという事は、メイドの元で教育し直すと言う事だ。
それなら、更生は確実と言っても良いだろう。……ある意味。
「そ、それは……。ルージュ様の了承も必要ですし、教育となれば皇帝陛下のお耳に入れない訳にもいかなくなります。私の一存で答える訳には……」
「ルージュは俺が説得します。皇帝陛下への言い訳はそちらで考えてください」
アルタ。
A:はい。
《仁様、私の方は了解だ。仁様相手に無礼を働く親族など、怖くて放っておけない》
アルタに頼むと、すぐにルージュから念話が返ってきた。はい、説得終了。
スカーレットの方を説得したいとは思わない。
ルビーの為に嘘のストーリーを考える手間が無駄だ。
「……分かりました。正直、今の教育環境や側近の状況はルビー様にとって好ましいとは言えません。1から考え直す良い機会なのかもしれませんね」
「ピエール様!?」
「黙っていろ、と言ったはずですよ?」
うるさい側近をジロリと睨み付けるピエール氏。
「は、はいぃ!」
ピエール氏も中々の眼力をお持ちだ。
ステータス的にも、それなりの修羅場を潜り抜けていそうだ。
「皇帝陛下には私が説明します。元々、皇帝陛下は子息、息女の教育にはあまり熱心ではありませんから、ある程度の説得力があれば、無理と言う事はないでしょう」
やはり有能。
「問題は、皇帝陛下が帰ってくるまでに、どこまで矯正できるかという点ですね。ルージュ様に今の状態そのままで預ける訳にもいきません。誰か、丁度良い教育係は……」
そして苦労人。
ガチの教育計画を考えているようだ。
「仁様、それでは本日は失礼いたします。ルビー様を少しでも矯正し、正しい意味で謝罪させられるよう、努力いたします」
そんな言葉を残してピエール氏は去って行った。
ルビー周りの人事が一新される事確実である。
そして夜。
宿の部屋で取り留めも無い話をする。
「今日はイベント盛り沢山だったな。良いのも悪いのも含めて……」
「えーと、第三皇子が訪問してきて、帝都にVIP待遇で呼ばれて、第七皇女に襲われて、第一皇女に頼みごとをされて、博物館を見て回って、第七皇女の調教が決まったのよね?」
ミオが指折り本日のイベントを数えた。
大半が皇族との関わりだったが、第七皇女関連以外は特に不快な目には遭っていない。
「第七皇女は教育じゃなくて、調教なんだな。まあ、否定も出来ないが……」
「教育と言うには、スタート地点が低すぎるからね。獣の調教の方が近いでしょ?」
第七皇女、人間扱いしてもらえず。
「仁様に刃を向けるなど、決して許されることではありません。メイドによる調教はかつてない程に厳しくなるでしょう」
「マリアちゃんも調教と呼ぶんですね……」
ルビーの扱いが『調教』で固定された事にさくらが苦笑する。
《テイムするのー?》
「ドーラさん、彼女、人間ですわよ?奴隷にすることはあっても、テイムは出来ませんわよ」
《そっかー》
ドーラの中では調教=テイムのようだ。
俺、ドーラに対して調教的な事をした記憶はないんだが……。
「いや、奴隷にするつもりも今のところない」
「あれ?そなの?」
「というか、したくない」
俺の発言を聞き、ミオが首をかしげる。
「ミオはスキルを見てないのか?面白い事に、スカーレットの子供って大半が1つはユニーク級スキルを持っているんだぞ」
「それは知っているけど、詳細まで見てなかったわね。不覚……。あら、面白い」
そう、実はスカーレットの子供達は、そのほとんどがユニークと言って良いレアスキルを所持しているのだ。
そして、これがルビーのユニークスキルである。
<
所有者の立場によって、ステータスに補正がかかる。地位が高い程、補正が大きくなる。
あまり見かけないタイプのスキルで、立場によって効果が変わるらしい。
コレ、調教したらどうなるのか気になる。だからルビーを預かる事にしたのだ。
面白い結果になったら、<奴隷術>ではなく、<契約の
話を戻して補足すると、前に会ったストロベリーも同様にユニークスキルを持っていた。
分かっている限り、唯一の例外がアッシュ君である。まさかのノースキル。
A:いえ、マスター。アッシュはスカーレットの息子ではありません。
え?
A:<
え、初耳……。
でも、それで納得した。
スカーレットがアッシュを自分の子供として育てると決めたのは、
ちなみに母親は?
A:名前は分かりますが、詳細は不明です。
それもそうか。
流石にそこまで追いかけて情報を得る事は出来ないよな。
……うん?確かヴァーミリオンって<勇者>のスキルと称号を持っていた可能性があるんだよな。
<封印>によりスキルが無効化される勇者の息子が、スキルを持たない?偶然か?
A:スキル自身にそのような効果はありませんが、ある条件下でスキルを持たない者が産まれる可能性はあります。
その条件は?
A:両親が共に<勇者>のスキルと称号を持つ場合です。この場合、低確率でスキルを持たない子供が生まれてくる可能性があります。
アッシュは
A:可能性はあると思われます。
スカーレット
飽きないという意味で、とても素敵な一族ですね。
まあ、そんな素敵な一族にも、例外はいるんだが……。
その話は追々で……。
次の日の朝、俺達は別行動の観光をすることにした。
俺とさくら、マリアは博物館に昨日の続きを見に行く。……マリアは、博物館に行くというよりは、俺に付いてくる、と言った方が正しいのは今更の話だ。
そして、ミオ、セラ、ドーラはいつものように食べ物屋巡りだ。もはやこれも定番と言って良いだろう。
「それじゃあ、今日は昨日の続き、『芸術』の途中からだな」
昨日は『歴史』と『芸術』の途中まで見終わったので、本日は『芸術』の残りと、『民族』を見る事にする。
若干、駆け足なのは仕方がない。
「今日一日で見終わるでしょうか……?」
「駄目なら、また来ればいいけど、3日連続は止めておきたいな。明日は別の事をしよう」
「私は3日連続でも良いですけど……」
さくらは平気かもしれないが、俺が3日連続は飽きる。
今日も博物館見学は午前中だけの予定だし……。
「多分、明日も別行動だから、さくらが行くのは止めないが……」
「1人で行くのはちょっと……。やっぱり、仁君について行きます……」
「私もです」
マリアはそれがデフォルトでしょうよ。
「それで、今日の午後はミオちゃん達と合流して昼食をとって、劇場へ向かうのですよね?」
マリアの言うように、午後からは劇場で舞台を楽しむことになっている。
真紅帝国、軍事大国と言いつつ、文化的な施設が意外と多い。
ちなみに、演目は『獅子王』と言う創作劇だ。
またしても、唐突な日本人要素。
さて、雑談をしている内に博物館に到着した。
昨日の続きから見て回る。
『芸術』の途中からスタートだ。
昨日は彫刻や像など、立体的な作品が多かったが、今日は絵画が中心となる。
風景画、人物画、世界が変わっても、芸術に大きな差はない。
日本で見かけたモチーフも少なからず存在する。
芸術は様々な流行り廃りがあって、最終的に落ち着くところに落ち着いていく物なのだろう。……日本の影響が強い世界だから、日本に近い形に落ち着くのも道理かもしれないが。
ここからは歴代の皇帝の肖像画だな。
帝位を継承した時点での肖像画らしく、比較的若い姿で描かれている。
既に皇帝スカーレットの肖像画もある。1割増しで格好いい気がする。
スカーレットと言えば、初代も同じ名前だったと昨日知った訳で、その肖像画を見て見る。
凛々しいおっさんが描かれている。
下にかかれた説明文を見る。何々、この肖像画は国を興した直後に描かれたもので、国内に名のある画家も居らず、多少心得のあるものに描かせた物の為、正確性に欠けると言われている。
いや、こんな所で言い訳しなくていいから。
……でも、何となく、誰かに似ているような気がする。
うーむ……。
分からん物に時間をかけても仕方がないので、次に移る。
「これ、良いのか?」
少し先に会った、大きな木が描かれている絵を見て、首をかしげる。
その絵のタイトルは、『世界樹』。作者は『リオン・ヴァーミス』。
15年程前の作品だ。
ヴァーミリオンさん、何やってんの!?
そして、この瞬間にヴァミさん(愛称)がエルフの里に行っていたことが確定した。
アルタは知っていたんだよな?
A:はい。アッシュやヴァーミリオンに関する考察の際、参考にいたしました。
何で、博物館でこの国の重要な情報がポンポン入ってくるんだろうね?
流石にそれ以上に面白おかしいネタは転がっていなかった。
後は普通の博物館としてガッツリ楽しみ、『芸術』が終わり、『民族』に入って間もなく、約束の時間が迫ってきた。
「ここまでだな」
「はい……。やっぱり、今日だけじゃ終わりませんでしたね……」
さくらが少し残念そうに言う。
「明後日、また来るか?」
「出来れば、来たいです……」
「お供します」
と言う訳で、明後日また来ることにした。
多分、明後日には全て見終わることになるだろう。
『民族』はそこまで展示数が多くないから、半日あれば十分なはずだ。
ただし、生活様式などを展示している為、エリアは大きい。本気でじっくり見ようとしたら、一番時間がかかるとも言える。
悪いが、そこまでじっくり見る予定はない。
博物館を後にした俺達は、ミオ達食道楽組と合流した。
「さあ、お昼御飯ですわ」
《ごはんー!》
大食い2人が元気である。
「今まで、食べ物屋巡りをしてきたんだよな?」
「うん、本当に底なし胃袋よね」
同行していたはずのミオも引いている。
特に、ドーラの方は最近やたら食べる。
セラに匹敵するくらい食べるので、
何か、理由があるのだろうか?
A:はい。その理由はドーラの『進化』が近いからです。
……………………!?
……少し、落ち着こうか。
アルタ、1つずつ、聞かせて欲しい。
A:はい。
まず、『進化』って何だ?俺の世界のゲームに出て来るような『進化』の事か?
A:はい。『種族の変化を伴う強化』の事です。
この世界、『進化』システムあったのか……。
今まで、全く話を聞かなかったから、この世界に『進化』の概念は無いと思っていたよ。
A:いいえ、一般的な概念ではありません。これはドーラにのみ限定して起きる現象です。より正確に言えば、フェザードラゴンの姿を持つ、
???
A:ドラゴンではなく、
聞いたことがない……ような、どこかで聞いたような名前だな。
A:『
ああ、あれか!確かにフェザードラゴンに似ていると思ったし、フェザードラゴンが成長した姿にも見えたな。そんな話をした記憶もある。
A:
さっきから、
A:はい。『進化』しません。生涯、フェザードラゴンのままです。
知らなかった。
ドーラって、かなり特殊なドラゴンだったんだな。
嬉しいような、悲しいような気分だ。
ドーラの成長は喜ばしいが、ドーラを抱き枕にする生活が終わると言う事でもある。
オリジンドラゴンは大きく、抱き枕に適さない。それがとても悲しい。
A:オリジンドラゴンは、フェザードラゴンの形態になる事も出来ます。
よっしゃーーーーーーーー!!!!!!
俺は握り拳を天に掲げた。
「え?何?どうしたの!?」
この話はアルタと一対一で行っていた為、ミオが凄く驚いていた。
折角なので、アルタに他のメンバーにも説明してもらう。
「ドーラちゃん、進化できる種族だったんだ。羨ましいわね。後、最近の食欲にも納得だわ」
《いっぱい食べて、つよくなるー!》
「頑張ってね」
ミオの関心は『進化』と言う概念にあるようだ。流石俺の同類。
「あのドラゴン、本当にドーラさんの成長した姿だったのですわね」
「そんなドラゴンを倒したんですね……。少し、複雑な気分です……」
さくらは、自分が倒した守護者が、ドーラの成長した姿と聞いて、顔をしかめている。
アレはあくまでも守護者であり、実際の生き物と違うから、それ程気にしなくても良いと思うが……。
「さくら様が気にすることはありません」
《さくらー、気にしないでー!》
「そうですわ。アレは偽物ですわ」
マリア、ドーラ、セラの3人がさくらを慰める。
「ありがとうございます……。大丈夫ですよ……。ほんの少しだけですから……」
さくらも考えても無駄だと分かっているようだ。
それでも、少しだけ嫌な気持ちになったのだろう。
アルタによると、『進化』は今すぐの話ではなく、月単位で時間がかかるそうだ。
そして、『進化』が終わった後、ドーラは人の言葉を喋れるようになるとの事。
「あれ?確か
俺もミオが言ったのと同じ話を聞いた記憶がある。
A:早熟のようです。
うん、実にシンプルな答えだ。
普通に個体差の範疇らしい。
《ドーラがおっきくなったら、ごしゅじんさまのるー?きりゅー?》
記憶にある限り、オリジンドラゴンは騎竜に出来るサイズだった。
乗って乗れない事も無いだろう。
「いや、俺の騎竜はブルーだけだ。ドーラは俺を乗せたいのか?」
《んーん。のりたければ、のってもいいよってだけー》
騎竜の立ち位置を狙っている訳ではないようだ。
「ブルーが良いって言ったら、1回くらい乗せてもらうかもしれないな」
《わかったー》
ブルーに聞いた所、涙ながらに『捨てないで』と懇願されました。
馬車くらいなら許せても、騎竜だけは絶対にNGだそうです。
ドーラも特に騎乗を望んでいる訳でもないし……。
昼食をミオおすすめのお店で取り、十分に食休みをしてから劇場に向かう。
チケットは予め購入してもらっているのでゆっくりでも問題ない。
この世界、日本人が色々頑張っているが、流石にまだ映画は存在しない。
なので、劇場と言ったらイコール舞台の事である。
普通の劇の他、ミュージカルも存在する。
本日、俺達が見るのはミュージカル『獅子王』である。
普通の劇の方もある。書籍化もされているらしい。
そして劇場に到着。
受付を済ませ、ホールに入る前にポップコーンとコーラっぽい何かを買う。
……何で、そこは映画館準拠なの?
《ごしゅじんさまのとなりー!》
予約済みの席に座ると、ドーラがすかさず隣の席に座った。
もう反対側にはマリアが音もなく座る。
「また、出遅れた……」
ミオも隣が良かったらしい。
―ポリポリポリポリポリポリ―
開演まで後20分、その間に俺達はポップコーンを食べ終えた。
ポップコーン売り場で、『公演中は雑音になるので、ポップコーンを食べないで下さい』と言われたのだから仕方がない。飲み物はOK。
意味が分からないよ。
そして開演。
正直に言うと、あまり期待はしていなかった。
観光っぽい事をしたかったというのが、ここに来た一番の理由だ。
しかし、思った以上に楽しめた。
この世界に来てから、BGMとは無縁な生活を送ってきたからな。
映像と音楽の相乗効果と言うのは馬鹿に出来ない物だと実感したよ。
テーマも大衆受けしそうな
10年以上愛されている作品だそうだ。
満足したので、帰りに売店でパンフレットも買ってみた。
まず、パンフレットが存在している事に驚いた。
しかし、一番驚いたのは、パンフレットをパラパラと眺めていたら目に入った……。
原案:『レット・スカラー』、構成:『リオン・ヴァーミス』。
ヴァミさん、スキル無いはずなのに多才っすね。
後、皇帝陛下何やってんの?