傷病手当金

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わたしは、今、現状としては生活保護を受けています。
去年の病気発覚時に今の病院で、治療費を心配したら
“生活保護”の話しをされました。

その時のわたしは、即入院と言われるような状況(本人、自覚なし)
だったのに「会社に行くから」と入院を拒否。
放射線治療を毎日会社に行く前に通院でしました。
ただ、限界まで達した肺の水を抜くために、10日間の入院を言い渡され、
どうしたらいいか、頭が真っ白でした。
その時も、今の主治医に(当時は乳腺外科)「生活保護を受けるように」と説得されました。
“生活保護を受ける”ということが、まずショックで、
たぶん顔にも現れていたかな。
そんなわたしに先生は「恥ずかしいことではないよ。
病気になっちゃったんだから」と言っていましたね。

結局、保護申請をして生活保護を受けました。
でも、生活費を助けてもらうつもりはなく、
医療費だけ助けて欲しいという思いだったので、
仕事は辞めず、会社に行ってました。
2月は、入院したりもして出勤日数が少なかったので生活費も助けてもらえて、
本当に助かりました。

さらに先生の「医療費の心配をすることなく、どんな治療も受けさせたい」
という気持ちを知り、どんな治療も頑張っていこうと闘うことを
決めたのでした。
3月は、1日通院のため休み、1日通院で遅刻した以外は、
毎日定時までフル勤務したため、4月末を持って生活保護は脱退になりました。
ただ、その前に保護費で引っ越しをさせてもらえました。
あの劣悪なシェアハウスから抜け出したかったので
本当に有り難かった!
その後は、限度額認定証で定額の医療費負担をし、
無理なく生活はできていました。

わたしは、ランナーなので(今もそう思ってます!)
病気になる前は、
毎週のように週末は大会に出たり、ランイベントに参加したりして、
本当に“マラソン貧乏”でした。
病気になってからは、当然に走れないので、
しばらくは大会にエントリーしなかったため、
エントリー代も大会にかかる費用(交通費、宿泊代等々)もかからないので、
生活費に困ることはなかったのです。

ずっと、その会社にいられれば問題なかったのですが。
その仕事は期間限定でした。
わたしの部署は8月にはもう仕事がなくなり、8月末で終了になりました。
わたしは、派遣(契約社員)なので、
派遣元会社で次の仕事を、となるのですが、
何しろ、病気になっちゃってますから、受入れ先がない!
“癌”というだけで断られると言われました。

結局、今までいた(コール)センターに戻ることを受け入れました。
わたしは、このセンターが嫌で嫌で堪らなくて、辞めたくて辞めたくて、
それでもずっと我慢していて、限界になって、もう無理だと思った時に
この“異動”の話が来て、飛びついたので、
今までのセンターに戻るのは、堪らなく嫌でした。
でも、どこも受け入れてくれない中、わたしの病気を知った上で
受け入れてくれるなら、それだけでも有難いことなんだと
自分に言い聞かせ戻りました。

が、条件も以前とは何もかも変わり、わたしの最低の希望(シフト)さえ
受け入れてはもらえません。
9月は、研修だったこともあり、さらに通院で休んだり遅刻したりで、
10月に支給された9月分の給料は、定額の医療費と家賃を支払ったら
食費さえ厳しいような金額。
わたしは、躊躇せず、今の大田区に生活保護申請に行きました。
相談員の方には親身になっていただき、体調を気遣っていただき
すぐに審査へとすすみ(受給はできる)ました。

10月半ばから、仕事のストレスに加え、病気の悪化で普通に歩くだけでも
息切れがしていました。
病院でも先生に仕事がツライ、会社に行きたくない、ばかり言って
先生にはずいぶん心配かけちゃいました。
結果的には、わたしの病名を知ったセンター長に
「良くなる見込みがない」という理由で、去年12月末で切られました。
わたしの所属部署のリーダーが事情を理解してくれて、
わたしの体調に無理のないシフトを組んでくれて、頑張っていこう、
と思っていた矢先だっただけに、
センター長の仕打ちに心が折れました。
センター長の意向=会社の意向、です。

だったら、もう仕事辞めよう。
病院のソーシャルワーカーさんにも電話で相談したり、面談していただき、
以降は傷病手当金の受給と生活保護受給にしました。

傷病手当金であっても“収入”とみなされます。
先月は請求した傷病手当金は10月と12月のそれぞれ10日間分。
それに、生活保護費です。
振り込みがあると、都度、保護費の見直しが行われて多すぎた分は
返還することになります。
元々、医療費だけ助けて欲しいという理由で保護を受けているので
生活費までは、という思いは変わりません。

3月28日に12月30日~1月31日までの33日間分が
振り込まれました。
生活保護での生活費を軽く上回っているので、
おそらく、生活費は全額返還になります。
ちょっと気持ちの上でラクになりました。
働かず、お金をもらっていることに変わりはないんですけど、ね。

傷病手当金って、カレンダー日数が支給されるんですね。
わたしは、派遣だったので時給日数が給料だったので、
当然に休日(わたしの場合は土日祝日)は支給されません。
でも、日給では正規日給の半分以下ですね。
わたしの傷病手当金の認識とはちょっと違ってました。