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[1992年]八木“幻のアーチ”死闘6時間26分も引き分け

 マンモス燃ゆ-。11日、ペナントの行方を左右する大一番のヤクルト戦は、史上最長6時間26分の死闘に決着はつかなかった。八木の、ラバーフェンスに当たってスタンドに飛び込んだ打球をめぐって37分の中断、ファン乱入-。9回阪神のサヨナラ勝ちが一転した壮絶なバトルはしかし、これがプロのプレー!という素晴らしいドラマへと昇華した。何万分の一、何億分の一という球神のいたずらのせいで…。

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