スペイン代表の主将、DFセルヒオラモス(33)=レアル・マドリード=が8日の欧州選手権予選・フェロー諸島戦で先発(後半39分までプレー)し、代表で通算167試合出場。GKイケル・カシリャス(ポルト)並ぶ同国の歴代代表最多となり「167試合達成はすごく難しい。これは恩賞のようなものでありがたい。ここに達するために何年も一生懸命やってきた。記録とは破られるもの」と語った。
一方、カシリャスは自身のツイッターに「167戦おめでとう。もっと試合数を重ねてくれ」と投稿し、祝福した。
セルヒオラモスは2005年に当時の同国最年少記録となる18歳361日で代表デビュー。以来、4度のW杯と3度の欧州選手権に出場。うち10年W杯、08年、12年欧州選手権で優勝した。歴史に名をはせたDFは「若いうちに代表デビューをし、本当に幸運だった。この勢いとモチベーションを維持し、次は200試合を目指す」と意気込んだ。ちなみに世界記録は元エジプト代表のMFアーメド・ハサンが持つ184戦。(原田公樹)