【グラニュース】グラ、ドロー敗退2019年9月9日 紙面から
名古屋グランパスは川崎と2-2で引き分けたが1分け1敗で敗退となった。札幌は広島と1-1で引き分け、1勝1分けで初の4強入り。G大阪はFC東京に1-2で敗れたが、2戦合計2-2とし、アウェーゴール数で上回って2年ぶりの準決勝進出を決めた。鹿島は浦和と2-2で引き分け1勝1分けとした。鹿島は2年連続、川崎は2年ぶりの4強。準決勝はG大阪-札幌、川崎-鹿島の顔合わせで10月9、13日に行われる。 大逆転での準決勝進出へ超えるべき第1ハードルでずっこけた。後半8分に先制点を奪われたグランパス。第1戦で0-2で負けたため、90分で決着をつけるのに必要なゴールは4得点。先制点献上はあまりに大きな重荷となった。 絶好機をフイにしていたから悔しい。後半7分。FWシャビエルのCKにMFエドゥアルドネットが反応した。ゴール前に飛び込み、完全フリー。だが、ヘディングシュートは枠から外れていた。FWジョーは「入っていたら、色々なことが変わっていたかもしれない」とコメント。前半はシュート1本に抑えられたグランパス。後半立ち上がりのミスを嘆いた。 時間だけがジリジリ過ぎる展開にベンチも動いた。先制点を献上してから16分後の同24分。MF前田に代えて、DF太田を投入した。サイドからのクロスに活路を見いだした。 同28分、途中出場のMF長谷川が同点ゴールを決めたのもつかの間だった。同36分に川崎に追加点を許した。クロスに対して、DF中谷と川崎FWレアンドロダミアンのマッチアップ。「止めなければいけませんでした」と中谷。蹴散らされ、頭でねじ込まれた。 試合終了直前にFWジョーが同点弾を放ったものの、勝ち抜けには3点足りず今季のカップ戦は終了。2011年以来、8年ぶり準決勝進出はならなかった。
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