広島は9日、昨年まで在籍し駐米スカウトに就任するブラッド・エルドレッド内野手(39)の引退を記念した自転車「エルドレッド号」をチャリティーオークションにかけると発表した。
現役時代、自宅からマツダスタジアムまでママチャリで通勤したことで親しまれたエルドレッド。今回、愛用自転車の後継モデル「ブリヂストンbikke POLAR e」に本人の直筆サインとオリジナルステッカーが入れ、チャイルドシートとシートクッションが装備された世界に1台の仕様となっている。電動アシストで、最低入札金は20万円。
入札は12日から16日で、マツダスタジアム正面1階のCgardenで(試合日は入場券が必要)。インターネット、電話などでは入札できない。
エルドレッドの意向で、売り上げ全額が「広島大学病院ファミリーハウス」の運営基金として寄付され、小児がん患者と家族のために使われる。