【芸能・社会】田中道子、初出展で二科展入選 「来年も」女優と画家の二刀流宣言2019年9月9日 紙面から
女優田中道子(30)が、現在開催中の展覧会「第104回二科展」(16日まで、東京・六本木の国立新美術館)に油絵「枯れぬ夢」を初出展し、初入選した。このほど初めて同美術館を訪れた田中は、自身の作品が展示されている様子を見学。あらためて入選の喜びをかみしめ「来年、また出展したい」と、女優と画家の“二刀流”を宣言した。 二科展は、公益社団法人・二科会が主催する展覧会で、優れた絵画や写真などを選出し展示する。これまでにも歌手の工藤静香(49)らが入選したことでも知られる。田中は静岡文化芸術大学で建築を学び、二級建築士の資格を取得。デッサンも授業で専攻したが、油絵は独学で学んだ。 「入選したと聞いたときはまったく信じられず、自然と涙がにじみ出てきて頑張ったかいがありました」と話した田中。今回の作品は「自分が見ていて気持ちがいい絵」「光が見える何か」をテーマに作品に取り組み、孤高のメスのライオンをイメージして描いた。毛並みはつまようじで一本一本描くほどの熱の入れようだったという。 現在、日本テレビ系ドラマ「偽装不倫」に出演しており、作品は撮影をしながら4カ月かけ完成させた。自宅の風呂場で、ドラマのセリフを覚えながら作品を描き、一度筆を通すと3~4日は生乾きのため、乾燥機をかけながら筆を進めた。 今回は、一番小さいサイズの50号で出展したが「来年はもっと大きなサイズで描いてまた出展したいです」と早くも連続入選を見据えている。 <田中道子(たなか・みちこ)> 1989(平成元)年8月24日生まれ、静岡県出身。2013年、ミス・ワールド日本代表に選ばれる。世界大会ではベスト30入り。16年、テレビ朝日系「ドクターX~外科医・大門未知子~」で秘書役を演じ女優デビュー。趣味は楽器演奏(ピアノ・ハープ)、油絵、水彩画、ゲーム、漫画など幅広い。特技はテニス、スキューバダイビング。資格は二級建築士、ウオーターオープンライセンス、中型二輪免許を取得。身長172センチ。血液型はO。
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