2人組ロックユニット「ポルノグラフィティ」が8日にデビューから丸20年を迎えた。前日と合わせた2日間、「NIPPON ロマンスポルノ’19~神VS神」と題した10年ぶりの東京ドーム公演を開催。ファンが喜ぶ曲ばかりを集めた、2日間異なるセットリスト“神セトリ”を用意し、合わせて10万人のファンを楽しませた。
メドレーには、デビュー曲「アポロ」などを手掛け、ポルノを大ヒットに導いた本間昭光プロデューサー(54)がゲストとしてキーボードで参加。「サウダージ」「愛が呼ぶほうへ」「ハネウマライダー」「アゲハ蝶」など26曲を披露した。
地元の広島でバンド活動をしていた岡野昭仁(44)と新藤晴一(44)は因島高校を卒業後大阪へ。「周りのバンドに負けないインパクトの強い名前がいい」と「ポルノグラフィティ」と名付けた。岡野は「それから25年がたち、駆け出しの僕らが全く想像が付かなかった場所に今、立っています。みんなが幸せな音楽を届ける時間を作ってくれとんじゃ。20年でいちばんステキな、すばらしい景色を見させてもらって、ホンマにホンマにありがとう!」と感謝を伝えた。