元プロレスラーでタレントの天龍源一郎(69)が小脳梗塞を発症したことが分かった。9日、所属事務所がホームページで公表した。
天龍は4月中旬から2度にわたって自宅で体調不良を訴え、検査・入院したところ「小脳梗塞」と診断された。現在、症状は安定しているという。
公表の理由については、包み隠さず公表することで天龍と同じ病の人に勇気を与え、ともに闘うためだという。
また、滑舌やしゃがれ声に関しては「病状とは関係なく。今後ともハスキーボイス=天龍源一郎で、遠慮なさらずに大いに笑い、お楽しみいただけたら」としている。
天龍は福井県勝山市出身。大相撲の幕内力士として活躍した後、プロレスに転向。2015年に引退した。
天龍はコメントを発表。「身体ひとつで69歳までやってこられるほどタフに産んでくれた親にまず感謝しています。そして、この病気になったときに一番に支えてくれた家族や近親者のみんなにも感謝しています」。そして「『天龍はしぶといナ』と言われるほどに十二分に謳歌していきたい」などとつづっている。