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【芸能・社会】

山内惠介、ジュリー風の色気漂う 新曲「唇スカーレット」をPR

2019年9月9日 14時25分

新曲「唇スカーレット」をPRする演歌歌手の山内惠介

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 歌手の山内惠介(36)が現在、念願だった初の47都道府県ツアーで全国のファンを沸かせている。行く先々ではご当地ソングも歌い、観客が自然に体を揺らす姿を見て「音楽は五感に作用する魔法だと信じることができた」という。

 2001年に「ぼくはエンカな高校生」のキャッチフレーズでデビューした山内。今年は年男として、大人の魅力漂う新曲「唇スカーレット」をロングヒットさせている。3月に発売後、7月にカップリング曲を替えた2枚を発売。9月25日にもさらに同様の2枚を追加する予定で、5年連続の紅白出場に向け、順風満帆だ。

 「唇―」は、安全地帯などを手掛ける人気作詞家、松井五郎さんと組んだシリーズの最新曲。「こぶしが回ったジュリー(沢田研二)」といわれる色気のある曲で、山内は「普段言えないことばかり。恥ずかしがらずに雰囲気に身を投じています」と照れ笑いする。

 歌詞には恋する思いに交えて♪遠くばかり見ていたらたぶん道に迷う―と人生訓も含まれている。松井さんからは「『今をどう生きるか』を伝える歌手になって」とメッセージを送られた山内。来年は20周年にあたり、「25年、30年と遠くを見るのも必要だけど、まずは今を大事に、ステージを大事に届ける思いを受け取りました」と決意を新たにした。

 全国ツアーは4月に始まり、11月29日の滋賀県でファイナルを迎える。9月27日の愛知・刈谷市総合文化センター公演はすでに完売した。

 沖縄県では指笛の歓迎を受けて喜び、佐賀県でははなわの「佐賀県」で会場を盛り上げた。改めて多種多様な観客に向かうことで「何千人に届けようと思ったら息が上がっちゃう。『一番後ろの方のために』というように、1対1を意識することで心がつながった」と発見があった。

 20周年は「一番いい年にしたい。五輪もありますし、何かおもしろいことができれば」と期待する。「武道館のようなコンサートホールとは違う大きな会場も目指したい」と意気込んだ。

 

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