【芸能・社会】「なつぞら」天陽・吉沢亮、大河主役になって帰ってくる! 渋沢栄一の生涯描く60作目「青天を衝け」2019年9月9日 20時29分
NHKは9日、60作目となる2021年の大河ドラマが俳優の吉沢亮(25)を主演に渋沢栄一の生涯を描く「青天を衝(つ)け」に決定したと発表した。吉沢は大河初出演で、脚本家の大森美香さんが初の大河でオリジナルストーリーを手がける。今年4月に2024年から新1万円札の顔となることが発表されたばかりで、“渋沢ブーム”の追い風が期待される。 “ロス”からのサプライズ「タイミングバッチリ」実力派のイケメン若手俳優として人気沸騰中の吉沢は、現在放送中のNHK朝の連続ドラマ「なつぞら」でもヒロインの幼なじみ・天陽役を熱演。天陽は先週の放送で亡くなったばかりで、視聴者の間には“天陽ロス”という言葉が流れるほど動揺が広がっていた。そんな中、東京・渋谷の同局本社で会見した吉沢は「ありがたい。このタイミングでの発表はバッチリ。こんなことがあるの?というぐらいのバッチリ感。天陽とは違う面白さを届けられるよう頑張りたい」と意気込んだ。 約1カ月半前にマネジャーから決定を知らされた吉沢は「ビックリし過ぎて信じられなかった。緊張とかのレベルまでいかなかった」。発表前に漏れたら主演交代と脅されていたことも明かし「すごいビクビクしながら過ごしてました。安心してます、いま」と笑顔をみせた。 幕末に生まれた渋沢は91年の生涯に約500もの企業を立ち上げ、新一万円札の顔としても注目される人物。財界人が大河の主役になるのは初めてで、タイトルは若き渋沢が詠(よ)んだ漢詩の一節から採用した。 吉沢は「次のお札の方というイメージが強かったが、利益の前にまず道徳とか、公益を考えた上での私利でなければ本当の私利ではないとか、人生観が本当にすばらしい。そういう部分を大切に、ちゃんと人に愛されるキャラを作っていきたい」とアピール。大河初出演で主演という大役には「歴代の主演された役者さんが名実共にトップクラスばかりの印象が強いので、ものすごく光栄な反面、プレッシャーも尋常じゃない」と心境も吐露した。 所属事務所の先輩である福山雅治(50)が「龍馬伝」、上野樹里(33)が「江~姫たちの戦国~」でそれぞれ主演を務めており、吉沢は「どうやってセリフを覚えるのかとか、体調管理について聞いてみたい」。今まで見た大河作品の中では「『新選組!』が大好き。佐藤浩市さんが演じた芹沢鴨がビックリするほど格好良くてセリフにも衝撃を受けた」と話した。
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