国際旗等・旭日旗・海軍旗・軍艦旗
旭日旗(海軍旗・軍艦旗)
明治22年(1889年)「海軍旗章条令」により、白地に紅の日章と16条の旭光を配する旭日旗が、旧日本海軍の軍艦旗として制定されました。それ以来、旧日本海軍の艦艇は船首に国旗日の丸(日章旗)、船尾に軍艦旗(旭日旗)を掲揚するようになりました。戦闘になると軍艦旗は中央マストに掲げられ戦闘旗と呼ばれました。
軍艦旗は、鎮護国家と国権擁護の任務をもつ旧日本海軍軍艦の象徴でした。軍艦旗に対しては常に崇敬の念を抱かなければならないとされていました。国旗と軍艦旗を掲げた艦艇は、一般の商船と区別されて軍艦と呼ばれました。軍艦は国際法上本国領土の延長とみなされており、公海上、外国領域内でも外国政府の干渉を受けないという特権、さらに軍艦は主権に伴う尊敬と礼遇を受けるものとする特権を有していました。
現在、自衛隊で旭日旗を海上自衛艦旗として使用しています。
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