ポーカーをプレイしてみたいとは思うものの、MTT やキャッシュゲームに費やす時間がないという方には、まさに Sit & Go's (SNGs) がお勧めです!これらポーカートーナメントと MTTs の違いは、ブラインド上昇が速く、参加人数が決まっていることです。シートがすべて埋まれば、ゲーム開始です。MTTs のように開始予定時刻があるわけではありません。
SNG の中でも最も人気があるのは、断トツでシングルテーブルフォーマット (STT) です。その理由も明白です。最速で一儲けすることのできるシステムに他なりません。
SNG の戦略:主な要素
本戦略ガイドで、堅実に SNG をプレイするために 5 つの主要要素を詳細に説明します。SNGs は展開の速さゆえ、間違いは命取りとなります。ほんの一瞬でスタックがショートしたり、ゲームから脱落することもあります。
皆様が学ぶべきだと思う 5 つの主要エリアをピックアップしました。
- スターティングハンド
- ベットサイズ
- ステージごとのプレイ
- ポジションでアグレッシブに攻める
- SNG マルチテーブルの戦略
ここに記す 5 つの Sit and Go のアドバイス以外にも多くの戦略が存在することを覚えておいください。ただし、上記アドバイスで堅実な基礎を固めたのち、さらなる戦略を築くことをお勧めします。このゲームをうまくプレイするには、これら 5 つの戦略上のアドバイスを巧みに操れるようになることです。
とっかかりとしては、申し分のない知識です。
スターティングハンド
オープニングハンドに関して理解すべき最初のレッスンは、スタックサイズ、テーブルポジション、SNG トーナメントのステージに基づいてハンドの価値が大きく変わることです。
AA-JJ といったスターティングハンドの場合、ゲームのあらゆるステージにおいて強気でプレイを進めることができます。とは言っても、最高のハンドばかりは待っていられません。SNGs では MTTs と比べてより高速にブラインドが増加します。ここで生き残りに必要な要素がでてきます。
SNG 対 キャッシュゲームのハンドレンジ
キャッシュゲームとは違い、SNG では一度バストするとそこで終了です。リバイしたり、キングをクラックした 7-2 ハンドにリベンジすることはできません。
他にも考慮に入れるべきブラインドレベルが SNGs にはあります。SNG トーナメントが進行するにつれ、チップのスタックがどんどんショートしていくため、スターティングハンドも変えていく必要があります。
キャッシュゲームなら、ブラインドによってスターティングハンドをオープンしたり、タイトにしたりする必要はありません。キャッシュテーブルでは、セッション開始時から終了時までブラインドは変わりません。
ブラインドが尽きる心配はありません。キャッシュゲームでバストしても、簡単に再びバイインして続きからプレイを再開することができます。
SNG アーリーステージ – ハンドレンジ
9人制、$5 バイインの SNG に参加しているとしましょう。開始スタックは 1,500 チップで、全員イーブン以上の状態です。3回目のハンドで、あなたは SB (スモールブラインド) で 77 のポケットペアを持っています。UTG (アンダーザガン) + 1 が2.5xBB(ビッグブラインド) にレイズし、一人コールしています。さて、どうしますか?
プリフロップ、ランダムハンドに対して heads-up となった場合、77 のポケットペアの勝率はおおよそ 66% となります。ですが、これは SNG の3回目のハンドだということを忘れないでください。不利なポジションで、最低 2人のプレーヤーを相手にすることになります。こうした要因だけでも勝率が変わってきます。
フロップにオーバーカードがあるということは、たいていの場合、77 のポケットペアでは弱いことを意味します。3ベットをすれば、ほぼオールインするのと変わりありません。手持ちのチップをすべて出してしまうのは、SNG の早い段階では好ましい状況ではありません。
SNG の後半のステージともなれば、77 のポケットペアでオールインするのもありです。スタックサイズおよび残りプレーヤー数により、同じ手でも3ベットする場合も考えられます。
SNG レイトステージ – ハンドレンジ
あなたは SNG のレイトステージまで進み、一人が負け抜けます。テーブル内では2番目のチップ数で、SB で始まり、再び 77 のポケットペアです。チップ数はあなたの1/3ほどの UTG+1 が 2xBB でレイズ。別のプレーヤー (UTG+1 と同程度のチップ数) フラットコールし、ボタンはフォールド。ここは3ベットの絶好のチャンスです。他の 2人と違ってポジションはよくありませんが、チップの数で勝っています。また、安っぽいフロップでビッグブラインドが入賞してくるのも耐えられないはずです。
たいていの場合、77 のポケットペアによる堅実な3ベットなら、ポットを獲得できるはずです。このシナリオの前回との違いは、十分なスタックがあり、相手がフォールドする可能性が高いということです。
ポジションごとのスターティングハンド
自分がプレイするハンドを決定づける最も重要な要素がポジションです。9人制 SNG におけるオープニングハンドの初心者用標準リストを活用することで、プリフロップのそれぞれのハンドにおけるプレイ方法がわかります。
アーリーステージ - SNG 初心者向け参照表 | |||
---|---|---|---|
レイズ | リンプ (マルチウェイポットのみ) | リレイズ | |
EP | 88+ AJs+ AQo+ | 66+ | QQ+ AKs |
MP | 66+ A10+ | 22+ | JJ+ AK |
LP | 22+, A7S+, Q10+ | 22+, A2s+, S10o+ | JJ+ AK |
ベットサイズ
SNGs は凝縮された形式の MTT (マルチテーブルトーナメント) であり、どちらの形式のポーカーにおいても重要な戦略の要となるのはベットサイズです。ですが、9人制 SNG で8人の対戦者を相手にしている状況がベットサイズにも影響してきます。
プリフロップ ベットサイズ
有効な経験則としては、テーブルの動向に従い、プリフロップでのレイズを設定します。3xBB がうまくいきそうなら、迷わず行きましょう。
SNGs のプリフロップでのレイズは、MTTs と比較してより頻繁かつよりアグレッシブな傾向があります。full ring SNG の平均的なスターティングスタックは 1,500 です。MTTs の場合、平均して 3,000 となります。ブラインドが 10/20 で開始される場合、SNGs ではチップをすぐに回収するのが難しい状況にあります。
MTT のアーリーステージのプレイでは、プリフロップのレイズはおおよそ 3xBB で、後半のステージになると 2.5xBB 程度に落ち着きます。SNGs の場合、初心者であれば、レイズ額はゲームを通して一定額にしておきましょう。レイズを上げすぎたり、ディープスタックかつブラインドの長い MTT ではさっさと手放すべきハンドに必要以上にコミットしたくないはずです。
ポストフロップのベットサイズ
ポストフロップでのプレイも、MTTs よりアグレッシブになります。短めのブラインドで少額のスターティングスタックにすることで、スタックを築き上げるプレッシャーが掛かります。ブラインドが小さい場合、フロップごとに継続ベットすることもできます。
たとえば、$10 の SNG に参加しているとします。4回目のハンド (非常に初期のステージ) で、ポジションはカットオフ、手は Ad-Js。全員がフォールド。あなたは 3xBB でレイズし、BB がコールします。これはフロップでの heads-up です。フロップは 7s-Qh-Jd です。BB がチェックし、あなたは 50% ポットを継続ベットして、相手をフォールドさせます。
SNG の後半のステージでは、一般的な 50%-70% の標準的な継続ベットは賢明とは言えません。結果としてオールインまたはオールインまでレイズされることになります。より大きなブラインドと少額の平均スタックの場合、継続ベットサイズは下がります。少額の継続ベット (約 30%) ならば、リスクも低くかつ効果的です。スタックをすべて賭けることなく、期待通り、他のプレーヤーのフォールドを引き出すことができるでしょう。
では、$10 の SNG に話を戻します。プレーヤーの数は5人に絞られ (ミドルステージ)、再びカットオフのポジションで、手は Ad-Js です。全員がフォールド。100/200 のブラインドで、2xBB でレイズ。SB がフォールドして、BB が最低レイズ額でコール。フロップが 6d-Kh-Jc と出ました。BB がチェックし、あなたは1/3 ポットをベットしました。BB がコール。おそらく、相手は K-Q か K-10 スーテッドのような手であろうと考えます。ターンで 6s が出て、再び BB はチェック。あなたもチェックします。リバーになり、Qc が出ました。もう一度 BB はチェックし、あなたもチェックを選択します。ショーダウンとなり、彼らは Ks-9s を持っていました。フロップの継続ベットでもフォールドを引き出すことはできませんでしたが、フロップでサイズを 1/3 にしたことにより、ポットのサイズをうまく制御できました。そして、ベットすることにより、ポジションの悪い BB のプレーヤーは、キッカーが弱く、キングを持ちながらも先のストリートに対して思い切ってあなたにベットすることができませんでした。
最後に、SNGs における重要なアドバイスは、賢明にスターティングハンドを選択することです。レイズに耐えられる手ならば、オールインにも耐えられる。このように考えるべきなのです。そうでなければ、すぐにマックしましょう!
SNG ステージごとのプレイ
SNG トーナメントにはそれぞれ異なる3つのステージが存在し、戦略もそれぞれ異なります。アーリーステージでは、対戦者の数は多く、ブラインドは一番低くなります。対照的に後半のステージでは、対戦するプレーヤーの数は減り、ブラインドはそのゲーム内最大となります。
アーリーステージ
7 ~ 9 プレーヤー、 20BB から 75BB の平均スタック (ブラインド 10/20 ~ 30/60)
初心者には、よりタイトで保守的なプレイ (TAG タイト・アグレッシブ・スタイル) が実行しやすく、成功率も高いと言えます。
アーリーステージでリスクを減らすためには、保守的なスタイルを採用することで、それなりの賞金獲得チャンスが得られます。このスタイルを維持することで後半のステージに進めるかもしれませんが、おそらくはショートスタックに陥るでしょう。大金を手に出来る頂点に辿り着くことはできないはずです。
ただし、出来る限り多くのイベントでキャッシュを手にするのが目的であれば、アーリーステージにてこの戦略を用いるのが最適です。
A10o でプレイ – アーリーステージ
9人制の $10 バイインの SNG に参加しているとしましょう。アーリーステージで、手札は A-10 のオフスーツ、ポジションはUTG(アンダーザガン)。この手でどうプレイしますか?ここはフォールド一択です。簡単な選択ではないかもしれませんが、フォールドしましょう。不利なポジションでの A-10 の場合、ヘタを打つと、大量のチップを失うことになる、引いては SNG トーナメントから身を引くことになる、問題の多い手です。
ミドルステージ
4 ~ 6 プレーヤー、11BB から 22.5BB の平均スタック (ブラインド 50/100 ~ 100/200)
SNG のミドルステージでは、何名かが脱落し、ブラインドのレベルが上がっている場合、「ギアを上げる」チャンスをうかがいます。タイトにゲームを進めてきた場合、1つギアをあげる頃合いです。
大金を狙うかどうかを決心するのがこのステージです。さらにリスクを取っていくかどうかが、生き残りに掛かってきます。ブラインドを奪い取り、いまだタイトにゲームを進めているプレーヤーを狙う絶好の機会です。
A10o でプレイ – ミドルステージ
ミドルゲームに突入し、今回も手札は A-10 のオフスーツ、ポジションはUTG(アンダーザガン)。この手でどうプレイしますか?スタックサイズや対戦者の傾向に応じていくつかの選択肢があります。
平均スタック以上ある場合、通常のレイズでブラインドが狙えます。これまで9人を相手にしていたのに対して、現在は6人以下、この状況でのスターティングハンドとしては悪くありません。
バブルプレイ
プレーヤーは残り4人、17BB の平均スタック (ブラインドは約 100/200)。
9人制の SNG、残り4人でバブルが発生します。次の表は、このステージにおける取るべき一連の戦略的アクションを説明しています。
20BB 以上のビッグスタックが1人 | 10 ~ 20BB の2番目のビッグスタックが1人 | 10BB 以下のショートスタックが2人 | 5BB 以下の極めてショートスタックが1人 | |
---|---|---|---|---|
アグレッションレベル | 極めて高 | 中 | 中 | 極めて高 |
アクション | ショートスタックにプレッシャーを掛ける | ビッグスタックを避ける | ビッグスタックを避ける&他のショートスタックにプレッシャーを掛ける | オールインしてダブルアップを狙う |
目標/目的 | チップを増やしながらインザマネーを目指す | 適切なスタックを保ちつつインザマネーを目指す | 可能なら2位の位置を目指す | ある程度のスタックになるまでダブルアップし続ける |
行きつく先は、スタックサイズです。バブルにてあなたがビッグスタックならば、現状に満足している場合ではありません。ブラインド 100/200 で大幅にショートスタックならば、フォールドすることで儲けを出せます。
バブルステージのアドバイス
- リンプしないこと – 自分のスタックサイズに関わらず、賞金の掛かったトーナメント後半では常にハンド開始時にはレイズするようにすること。ポジションがボタンの時には特に有効。
- プレッシャーを掛け続ける – 自分がビッグスタックならなおさら。3人のショートスタックの対戦者の「バストするかもしれない」という不安を活用すること。チャンスがあれば必ずレイズしてプレッシャーを掛けること。
- 覚悟を決める – レイズする場合、場合によりオールインしなければいけなくなることを理解すること。納得できる、そして責める覚悟のできるレイズをすること。
- 対抗心だけでダブルアップしない – ダブルアップする対戦者には警戒しなければ、ハンドに突っ込みすぎることになります。適切でないレイズやコールのせいで、ビッグスタックという有利なポジションを失いかねません。
レイトステージ
3 プレーヤー以下、7.5BB から 15BB の平均スタック (ブラインド 150/300 ~ 300/600)
レイトステージまで到達したあなたは、すでにインザマネーもしくはバブルライン上にいるはずです。どちらにせよ、よりアグレッシブになり対戦者に対して最大限のプレッシャーを掛けるようにします。ブラインドはより大きくなり、すぐに回ってきます。行動的にならなければ、ショートスタックになり、時間もなくなります。レイトステージにおいては、ゲームはアグレッションと呼ばれます。
A10o でプレイ – レイトステージ
これまでアーリー、ミドルステージで A-10 のオフスーツでプレイして生き残りましたが、今度はレイトステージで再び同じ手で戦います。このラウンドは、3人で戦い、あなたは2位につけています。どうプレイしますか?ここは手堅くレイズ、そして対戦者の傾向に応じて3ベットもあります。
相手は2人、一番いい手が回ってきているかもしれません。10という強いキッカーの存在がランダムなエースに対して違いを見せつけます。当然、バストしたり少な目のスタックをダブルアップしたくないでしょうが、A-10 という手は、対戦者が2人になった時点では相当な強さを持つ手です。ですから、アグレッシブなプレイを心がけます。
オールインするタイミング
10BB から 12BB しか残っていないとなれば、それなりの手が来た時にはプリフロップでオールインします。過度に選り好みしている場合ではありません。
- アーリーステージ – ブラインドが最低レベルにある状態なら多少の選り好みは構いません。
- ミドルステージ – 周りがフォールドしたとき、もしくはボタン付近までプッシュするようにします。
- バブルステージ – インザマネーまで生き残りたいはずです。適切に手を選択すべきですが、プッシュもしくはダブルアップのチャンスを見逃さないように。
- レイトステージ – インザマネーです。あとはどれだけ稼げるかです。任意の2カードでプッシュするでしょう。
プリフロップ、ショートスタックでオールインする際の最後のアドバイス:ポットにオールインするなら誰よりも早く。 ショートスタックのあなたがレイズ、誰かの後でオールイン、コールするよりも、「ドミネイトしてやったぜ」と叫ぶほど痛快なことはありません。コールする側ではなく、オールインでレイズする側になりましょう。
自分のポジションでアグレッシブに攻める
このセクションでは、レイトステージプレイで説明したことの続きになります。ちょっとしたひねりも加わります。平均的な SNG プレーヤーと一流プレーヤーの差は、自分のポジションを積極的に活用するかどうかです。
少しでもポーカーをわかっているなら、手札よりも「ポジション」が持つ力の強さを理解しているはずです。
一流プレーヤーと呼ばれる人々は全員、ポーカーゲームにおけるポジションの活用法を理解しています。一般的に、ボタンに近づくにつれ、よりアグレッシブになることを意味します。ただし、マルチウェイポットにおいて極度かつタイムリーなアグレッションが、不利なポジションを上回る効果を発揮することがあります。
ポーカープロ、デビッド・ベンジャミンが、「弱い」ポジションを利用して、積極的にジェイミー・ゴールドを撃破した方法をご覧ください。
不利なポジションからのブラインドスチール
「よいポジション」(ボタンなど)にいて、他のプレーヤーがフォールドした場合、ポット獲得のチャンスが大幅に上がります。負かすべきプレーヤーは2人。その2人はスモールブライドとビッグブラインドというテーブル内で最も弱いポジションにあります。仮に、両方または片方のブラインドと共にフロップ後のゲームに突入しても、最後にアクションを起こすという点において、まだまだ勝率はあなたが高くなります。たとえば、あなたがボタンで、それまでのプレーヤーはフォールドして、あなたはブラインドを狙っています。通常のレイズをすることで、残り2人はおそらくフォールドするでしょう。
覚えておいてほしいのは、ブランドスチールには繊細なバランスがあるということです。やりすぎれば、オールインすることになりかねません。控えめすぎても、せっかくのブラインドをみすみす見逃すことになります。
SNG マルチテーブルの戦略
SNG トーナメントで賞金獲得する秘訣は、より多くのテーブルでプレイすること、通常マルチテーブルと呼ばれるものです。マルチテーブルでのプレイは、同時に複数の SNG をプレイすることになります。
なぜこれが重要なのでしょう?MTTs では、大幅な賞金の上乗せがある、保証済み賞金プールがよく見られます。つまり、バイインの合計額が必ずしも保証額以上にならないことを意味します。SNGsでは、賞金額は、バイインの額およびあらかじめ決められたプレーヤー数でのみ決まります。たとえば、9人制の SNG でバイインが $5 + $0.50 の場合、賞金プールは $45 になります。
プレイ時間を倍にすることもできるでしょうが、それでは楽しみが半減しかねません。大幅に SNG の獲得賞金を上げる最良の方法は、同時にプレイするテーブルの数を増やすことです。
マルチテーブルプレイを始めるにあたりお勧めの方法は、現在慣れ親しんだテーブル数から1つだけ増やしてみてください。現在1つのテーブルでプレイしているなら、次のセッションではテーブルを2つにします。2つのテーブルに慣れたら、3つ、4つと上げていきます。
数学の活用
同一セッションで、4つの SNGs を問題なくプレイできるようになったとしましょう。現在の勝率は、$11 のバイインレベルで ROI (return on investment、投下資本利益率) 15% です。このレートによれば、SNG セッションごとのあなたの平均収益は $6.60 になります。
4 (テーブル) x $11 (バイイン) = $44 x 15% (勝率) = $6.60 の収益、4つのテーブルでプレイ時
ここで、あなたはさらに4つ、テーブルを増やすことにします。これでテーブル数は8になりました。しかし、プレイするゲーム数が増え、追いかけるアクションも増えたことにより、勝率は ROI 10% に下がります。
8 (テーブル) x $11 (バイイン) = $88 x 10% = $8.80 の収益、8つのテーブルでプレイ時
勝率こそ 5% 下がるものの、テーブル数が 4 つ増えることで、収益は実に 33% も上がります。さらに、プレイ時間はまったく増えていません!
マルチテーブルプレイの副産物は、タイトアグレッシブ (TAG) のスタイルを練習できることです。TAG プレイは、最もコンスタントに収益を上げられるプレイスタイルの一つです。SNGs.より多くの SNG テーブルでプレイすることで、タイトアグレッシブで、対戦者から恐れられるプレーヤーとしての貴重な経験を積むことができます。
最後の SNG 戦略 - 思考
SNGs は、アマチュア・プロどちらのプレーヤーにとっても最高のゲームに成りうるものです。180人制ゲームをプレイして、MTT の感覚を体験してみましょう。9人制テーブルに飛び込み、憧れのポーカーの大当たりに挑戦してみるのもいいでしょう。
SNG 戦略に関しては、このガイドに目を通すことで、この種のポーカーゲームをプレイする上で大いに役に立つでしょう。加えて、まだ始めたばかりで、SNG トーナメントで勝ち抜く技術を磨く場所をお探しなら、必要な物すべてが揃ったここから始めれば間違いありません。