9月から職場が以前のセンターに戻り、9月1ヶ月間は研修だった。
以前は2週間、平日のみだった研修が、今回は1ヶ月
しかも、木・日曜日公休、土曜日出勤日となっていた。
聞いてない!
これは我慢した。
この頃から、金曜日の診察日の前日の木曜日に採血をし、診察予約を8時半にしてもらうようになった。
もう、有給もなくなったので、通院のため、休むことができず、治療後、会社に行っていたからだ。
9月の診察日にはいつもいつも先生に仕事が嫌だと
愚痴を言っていた。
10月になり、研修生は卒業。新人島に配属になり
通常業務。
ここは、365日年中無休のセンター。シフト制。
このシフトも以前の希望が通らなかった。
運用が変わった。あなただけ特別扱いはできないと
言われていた。
10月からは少しでも残業をして、時給がマイナスになった分の帳尻を合わせようとしていた。
10月に入った9月分の給料があまりに少なくて
とても生活できないと思った。
病院の治療費が44800円、家賃6万は最低でもかかる。加えて歯科に行っていた。
歯科は別枠なので歯科の治療費がプラスされる。
抗がん剤のナベルビンを変えるかもしれないという話もあって、もし、強い薬になるなら、入院での投与もあるんではないか、と思った。
入院費も別枠だ。
わたしは、この頃、社会保険の限度額認定を受けてました。
この限度額が内科(通院)、歯科(通院)、入院、と
それぞれ別枠になるのです。
金銭的なことで治療ができなくなることだけは避けなくてはならない。
生活保護の相談に福祉事務所に行きました。
N先生の最初の診察日に先生から「生活保護を受けなさい」と言われていたのです。
わたしはまだ普通の生活がしたくて躊躇していたら
先生には「病気になっちゃったんだから恥ずかしいことではないよ」と言われていた。
確かに1月の治療費は検査が多くて9万円以上かかり
高額医療費の申請をし、さらに2月からは限度額認定を受けた。
そして、先生に言われた通り1月に福祉事務所に相談に行った。
相談員の方には親身になっていただき申請をするよう言われ、わたしはそれで申請できたものと思い込んでいた。
2月の入院時に先生には申請に行ったと話したが、
確認したらまだ申請はできていないようで、あとの
やり取りは病院側ですべてやってくれた。
後でソーシャルワーカーのNWさんによると
先生が役所に電話すると言ったようで、NWさんが
「わたしがやりますから」と、引き止め、全部話をつけてくれたらしい。
ただ、退院してから3月は2日しか病院に行かずに
普通に毎日定時勤務できたので、生活保護対象から外されてしまった。
ただ、この時、江戸川区の担当者に引っ越しだけは
させてあげたいから4月中に引っ越しなさいと
悪環境のシエアハウスから抜け出すことができた。
そして、現在は大田区に住んでいます。
大田区の福祉事務所に生活保護の相談に行ったのです。
この頃は、疲れと仕事に対するストレスでかなり体調が悪くて、相談に行ったところ担当者の相談員さんから「何でその病気の状態でフルタイムで働いているのか」と逆に聞かれて、もっと身体を大切にするように
親身になっていただきました。
そしてすぐに手続きに進み、10月はもう仕事を休みなさい、少し療養しなさいとアドバイスされました。
(生活保護は11月8日から申請が下り、この日から医療費が全額免除になりました。)
その日は会社に行き、体調が悪いので11月から週4に
してもらいたいと希望を出し、さらに10月は休ませてもらいたいと上司に申し出ました。
10月、本当に体調が悪くて起きられず、病院に行く日以外は寝ていました。
先生にも疲れて仕事を休んだ話をし、
会社に行かないとなると、診察室では元気でいられたくらい会社が嫌でした。
何回か撮ったCTの結果があまり悪くないため
先生もナベルビンを変更せず続けていました。
ナベルビンの副作用の血管痛があり、投与時は血管痛を和らげる薬を同時投与し、さらに腕を温めてもらっていました。
それでも、翌日の夕方からは点滴を刺した腕の内側の血管が腫れ上がり、腕が痛いのです。
脱毛の副作用は軽めです。
2018.11.16
この日、前日撮ったCTの結果が悪く、いよいよナベルビンを変えることになりました。
この時の先生の説明。
今まで パージェタ+ハーセプチン+ナベルビン
今後 1、カドサイラ
2、パージェタ+ハーセプチン+ドセタキセル
3、パージェタ+ハーセプチン+ハラヴェン
カドサイラはハーセプチンに抗がん剤がひっついた薬
とのことで、副作用はハーセプチンと同様のアレルギー反応。わたしが初回出たもの。
ただし、アレルギー止めで対処可能。
血小板減少。
減りすぎたら血小板輸血で対処。
ドセタキセルの副作用は、脱毛、筋肉痛、手足の痺れ
足の浮腫み
わたしは、脱毛はいいんです。
何かかぶれば済むことだから。
ただ、どうしても手足の痺れが受け入れられずにいました。
手足が痺れたら、走れなくなる。山に行けなくなる。
ずっと、そう先生に話していたのです。
結局、カドサイラにすることに決めました。
カドサイラは、3週ごとに投与。
11月30日からカドサイラに変更です。
2018.11.30
カドサイラに変更です。
薬剤師さんのオリエンテーション後、カドサイラ投与
翌週は血液検査だけ。
血液検査の結果は、血小板が10分の1に。
モロに副作用が、出ていたということ。
さらに、医師連絡という印字までもがありました。
今まで減っていた白血球が6900に回復してたのは
笑えました。
こんなにも薬によって、顕著に出るんですね。