与田竜が、2カード連続で『強い者いじめ』だ。前カードで巨人に3連勝の勢いそのままに、今度は2位DeNAを連日の圧倒。2点を追う1回だった。ビシエドの左中間フェンス直撃のタイムリー二塁打と、阿部の併殺崩れで同点に追いついた。すると、2回も攻撃の手を緩めない。
無死満塁から京田の犠飛で勝ち越し。さらに福田のタイムリー二塁打、ビシエドの犠飛、高橋にも中前適時打が出て4点を奪い、DeNA先発の上茶谷をKOした。3回にも大島の中犠飛で追加点。88打点として打点王のタイトルも視野に入るビシエドは「(タイムリーは)甘く入ってきたボールをとらえられた。犠飛は打ったのはカットボール、いい流れに乗って積極的にいった。最低限の仕事ができたね」と声を弾ませた。