【首都スポ】[ラグビー]“首都スポ育ち”他にもいます! 福岡、モエアキオラ、北出、具智元2019年9月7日 紙面から 日本代表に名を連ねる「首都スポ育ち」は帝京大OBばかりではない。 エース格は、7日で27歳になるWTB福岡堅樹(パナソニック)だ。福岡高から筑波大に入学し、1年浪人のブランクを克服して1年生のときから活躍。2年時に日本代表入りし、4年時には前回のW杯に出場。卒業後の16年にはリオデジャネイロ五輪の7人制日本代表にも選ばれた。6日の南アフリカ戦で開始早々に負傷したが、今大会後は来年の東京で2大会連続の五輪出場を目指し、その後は医師の道を志すと公言している。
FWの柱として期待されるのがプロップ具智元(25)=ホンダ=だ。拓大時代はリーグ戦2部降格を経験したが、スクラムでは学生最強と呼ばれた実力者。日本代表のジョーンズ前ヘッドコーチにも期待され、大学2年時に日本代表合宿に招集されている。
W杯代表にサプライズで加わった2人は東海大OBだ。フッカー北出卓也(26)=サントリー=は15年卒。大学時代からFW第1列とは思えない機動力で活躍。ラインアウトの正確なスローイングを買われ、代表キャップゼロながらW杯代表に抜てきされた。
南ア戦で福岡に代わって途中出場した、WTBアタアタ・モエアキオラ(23)=神戸製鋼=はトンガ出身。東京・目黒学院高1年時からナンバー8兼WTBでトライを量産。大学2年の16年に日本代表入りし、昨年度は東海大初の外国出身主将を務めた。今年2月からはスーパーラグビーのチーフス(ニュージーランド)で活躍し、W杯代表の座を射止めた。
◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」。トーチュウ紙面で連日展開中。
PR情報
|