ソフトバンクの千賀滉大投手(26)が偉業を打ち立てた。6日のロッテ戦(ヤフオクドーム)でプロ野球史上80人目の無安打無得点試合を達成。育成ドラフト出身では初めて。球団としても1943年5月26日の別所昭(当時南海)以来、2リーグ制後では初めて。9イニングを133球、4四死球、12奪三振。9回は2死一、三塁のピンチを招いたが、井上を代名詞の「お化けフォーク」で空振り三振に仕留めた。
「(最後は)ランナーを2人出していた。一発を打たれたら(逆転されて)3―2になる。ここで一本打たれたら、ファンの方からすごいタメ息が出ると思ったので、それだけは(避けたい)と思っていた」