坂本龍一が矢野顕子と離婚の手続きに入っているという。10 年前から別居状態で、現在も坂本はある女性と同居しているという。去年のテロ事件の際は、あたかも坂本と矢野が同居しているかのような報道もあったが、そうではなかったらしい。坂本の女癖の悪さは以前触れた。坂本龍一同時多発エロ事件。
昨日のモー。たい、またアンケートやれよ!つまんねーな!と思いながら見た。
まず「モー。たい報道記者グルメ取材にチャレンジ!!」。相変わらずつまらない報道記者シリーズである。メンバーは加護・新垣・吉澤・後藤・小川・飯田。石川出さんかいゴルァ!しかし、出なくてよかった。即興で作った記事がつまらないと、次々と食卓から脱落していくという企画だ。結構ヒサンだ。辻なんか出た日には、あまりに食べたくて泣き出すだろう。吉澤はこんな表情だし。魚類図鑑?
これが「将来大きく化ける可能性があるな。天才的にかわいいで、この子」(つんく♂)だって?やな方向に化けてしまったことは多くのヲタが知っている…。最後は後藤が優勝。確かに、記事はよく書けていた。
続いて「押しかけ人生問答あの社長に直撃!!」テリー伊藤に娘。が迫る。メンバーは飯田・加護・保田・後藤。石川出さんかいゴルァ!しかし、やはり出なくてよかった。人生問答は前フリで、最後にテリー伊藤からの爆弾プレゼント、ケーキに各自の嫌いなものが入っている(飯田→イモ虫、加護→ニンジン、保田→らっきょう、後藤→ウニ)のを知りながら、白々しく食べさせて、娘。が苦痛に悶える姿を見てテリーが大喜びするという企画だった。「わかったかお前ら!バカモン、芸能界っていうのはこんなトコなんだよ!甘えんな!」やっぱりそういう人なんだ、あの人は。石川が参加しなくてよかった。ちなみにこういうやりとりがあった。
後藤「テレビはイジメにつながる是か非か」
テリー「非!テレビの中ぐらいのことで影響受けんなよっていうことで」
それはメディアの責任放棄だ。
後藤「私はこれにちょっと、ちょっと是だと思うんですけども、サスペンスものって、何か崖から突き落としたりとかするじゃないですか。そういうので影響受ける人いないんですかね」
おっ、いいこと言う。私も常々そう思っていた。
テリー「それで影響受けてたら、世の中ってもっと厳しくないの?私テレビによって変わっちゃったとかつって、お前そんなこと言って、こんなたかがこんなテレビの中でそんな影響受けんなよって。あんたそれじゃテレビスイッチ切って社会に出てみろよって。もっとあなたに対してイジメがあるかもしんないし、もっとあなた戦わなくちゃいけないし、もっとがんばんなかったらやっていけないよみたいな。テレビって結構優しくない?」
加護「テレビ好きです」
テリー「おっいいね」
後藤「私もちょっと師匠を見直しました。師匠はそこまで考えてやっていられたんですね」
テリー「でもさ、そういうふうに、こっち側が信念持ってないとね、ダメかなっと」
テリーにあっさり折伏されるなよ。16 歳コマすのは簡単だな。テレビの作り手は、何でも好き放題やりたいだろうが、そうはいかん。
最後は「アノ芸能人に学ぶモー娘。人生勉強」。メンバーは紺野・高橋・吉澤・保田(以上後列)・辻・石川・飯田(以上前列)。ようし、
チャーミーキター━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
しかも着席位置前列ドセンター!(ホッタは定位置後列一番端)そして、石川を中心とする感動場面が現出するのである。
ゲストは山本譲二が出演。
山本「石川さんっています?あのね、えらい好きなのよ、娘が」
石川「ありがとうございます」
山本「石川さんにね、梨華ちゃん。あのね、演歌歌手になって。(山本の新曲『都会の子守歌』の CD を渡す)これで勉強して。一人になって、演歌歌手になりたいなあと思ったら、俺を訪ねて来い」
石川「(カメラに向かってジャケットを見せ)えっと、都会の子守歌です。よろしくお願いします」
藤井「賢い!よおできた!」
徳光「偉いなあ」
藤井「チャーミー賢いわ」
いいぞいいぞ!そして山本譲二の逸話が始まる。
山本譲二 心の礎 17cm
山本は売れない時代に女優植木悦子と出逢い、交際を始め、同棲生活を送っていた。山本はその後も鳴かず飛ばず、これが売れなかったら歌手を辞めろと最後通牒として渡されたのが『みちのくひとり旅』だった。この曲の大ヒットで、山本は一躍人気歌手となる。しかし事務所は、妻でもない女性と同棲しているのはゴシップになると、悦子に別居を求めた。彼女は山本の出世の足手まといになってはならないと、何も言わずにそれに従った。
そんなある日、久しぶりに悦子が山本の元に現れ、「売れてない譲二の方がよかった」と 1 本のヴィデオ・テープを置いて帰っていった。テープを再生してみると、テレビ番組でふんぞり返っている山本の姿が映っていた。それを見た山本は、自分は調子に乗っていた、あいつ、それを言いたかったんだなと痛感した。山本は、悦子のおかげで売れて天狗になっている自分に気づくことができたのだった。
そして 12 年の交際の後に、二人は晴れて結婚。すぐに悦子は妊娠した。しかし、妊娠 6 か月の悦子が階段から転落して負傷、羊膜が破れて破水した。母子の生命は予断を許さない状態にあった。羊水を補うため、悦子は点滴を 24 時間続けた。しかし、何度も同じ箇所に針を打っていると、皮膚が硬くなり、針が通らなくなってしまう。それで、手首や手の甲に刺し替え、そこも硬くなると、足の甲へと移し、気が付くと当時の東京女子医大の点滴最長記録となる一週間が経過していた。点滴を始めてから 11 日目、足の甲にも刺さらなくなると、悦子は激痛が伴うこめかみに打つことを自ら申し出た。それを見かねた山本は、医師にもう産ませてやってくれと願い出る。しかし医師は、子供にとっておなかの中の 1 日は私たちの 1 年に当たる、もう少し長くいさせてやってくれと拒んだ。
そして点滴を始めて 18 日目、女の子が生まれた。母子ともに健康だったが、身長 17cm、体重 780g の超未熟児だった。
徳光「17cm ってどれくらい」
山本「この手の平に軽くすっぽり入ってます」
石川「(か細い声で)そんなにちっちゃいの?」(いい声、いい発言タイミング)
山本「ぼくが会いに行ったときは 700 何十グラムなんですよ。それでね、こう見てたんですよ。それはもう涙がボロボロ出てくるんですよね。北島に、小さいからな、覚悟して行けって言われたんですよ。覚悟はしていったつもりなんですけど、俺の子供がまさかこんなに小さいとは、ぼく夢にも思ってなかったんです。それで保育器をこう見て子供の顔見てたら涙が出てきて…ふっと見たら、心音の数が出るんですよ。それが止まるんですよ。チアノーゼがわあーっと出てくるんですよ、茶色いやつが、もう紫のやつが。それで呼吸してないからびっくりして、看護婦さん、この子呼吸してませんよ。譲二さん、この子はお母さんの羊水の中で、おへそからちゃんとお母さんの胎盤を通じて、おへそから空気を送ってきてくれてたんで、呼吸しなくても生きていれる子だったんです。それを急に出したから、この子は呼吸することを知りませんよ。譲二さん、足を叩いてあげてって言われた。足叩いたんですよ。そしたらまた呼吸し始めたんですよ」
私は泣けた。すると石川も…。
泣く石川と石川のコメント1
泣く石川と石川のコメント2
泣く石川3
泣く石川4
泣く石川5
石川のコメントも的確だ。そして石川も泣いている(メンバー中唯一)…石川と一緒に泣けた。感動。やっぱり私と石川は感性を共有できそうだ。
その後、その子は事故の影響もなくすくすくと育ち、次女も生まれた。山本譲二は、紅白に 5 回返り咲くという他に例を見ない金字塔を打ち立てた。山本譲二の幸せな現在があるのも、無名時代から山本を支え、励ましてくれた奥さんの支えと強い心があったのだ。
山本譲二 心の礎 17cm