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【芸能・社会】

ジャニーさんは「日本のピーターパン」 ジャニーズ担当記者座談会(上2)

2019年9月7日 4時0分

ジャニー喜多川氏の思い出を語る宮崎美紀子記者

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 -ジャニーさんの異才ぶりは、タレントの発掘力、演出、グループのネーミング…など、誰にもまねのできないものだった。皆さんが接したジャニーさんの天才性はどう見えたか。

 石井 発想がぶっとんでいて、誰もついていけない局面が多々あった。舞台の「ジャニーズ・ワールド」は、最初にストーリーを説明されたとき、各社の担当記者6人がまったく意味が分からなくて、会見の後にみんなですり合わせをしたけど、もやもやしながら記事を書いた。ジャニーさんの頭の中は普通の人とは違う回路がある。     

 江川 徹底的に裏方に徹して「日本一有名な裏方」というか、社長というオーラをまったく出さずに本当に裏方に徹した姿がすごい。

宮崎 いつも口を開けたら、夢かエンターテインメントのことを話している。(少年隊の)錦織一清がジャニーさんのことを「日本のピーターパン」って言ったけど、本当にそんな人だった。舞台の構想は、口で説明されてもちっともわからないけど、本番を見たらなるほどって思う。理屈じゃなくて伝わってくるものがある。

 

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