【初めに】
S15、S16と使用した構築の元。
「カバルドン+ボーマンダ+ギルガルド」の並びに、誤魔化し性能及び単体性能の高いミミッキュを入れた。
それにより、カバマンダを使用するにおいて避けられないサイクル戦の柔軟さが増し、対水タイプ(ゲッコウガ、カプ・レヒレなど)に強く出ることができた。
今回はカプ・レヒレを採用した構築とカプ・コケコを採用した構築の2パターンの記事があるのでそれぞれ紹介していく。
カプ・レヒレ採用構築
カバルドン@フィラのみ
性格:わんぱく
特性:すなおこし
実数値:212(228)-132-171(140)-×-110(140)-67
技:じしん / あくび / ふきとばし / ステルスロック
ボーマンダ@ボーマンダナイト
性格:いじっぱり
特性:いかく→スカイスキン
実数値:170-216(252)-150-×-111(4)-172(252)
技:すてみタックル / じしん / りゅうのまい / はねやすめ
ギルガルド@たべのこし
性格:なまいき
特性:バトルスイッチ
実数値:167(252)‐74(28)‐171(4)‐78(60)‐210(164)‐71 (個体値29)
技:シャドーボール / かげうち / どくどく / キングシールド
ミミッキュ@ミミッキュZ
性格:ようき
特性:ばけのかわ
実数値:131(4)-141(244)-101(4)-×-126(4)-162(252)
技:じゃれつく / みがわり / のろい / いたみわけ
カプ・レヒレ@カプZ
性格:おくびょう
特性:ミストフィールド
実数値:175(236)-×-150(12)-116(4)-151(4)-150(252)
技:しおみず / こごえるかぜ / しぜんのいかり / ちょうはつ
ギャラドス@ギャラドスナイト
性格:ようき
特性:かたやぶり
実数値:171(4)-207(252)-129-×-150-146(252)
技:たきのぼり / かみくだく(じしん) / りゅうのまい / ちょうはつ
【構築の要点】
+
カプ・レヒレのミストフィールドを撒きながらギャラドスで「りゅうのまい」をすることで相手の状態異常に滅法強くなる。
実際に、「ゲンガー+ラッキー+テッカグヤ」や「ポリゴン2+グライオン+メタグロス」などをはじめとしたサイクル志向の構築に対する勝率は90%を超えていた。
またカバルドンの「ステルスロック」を絡めることで耐久ミミッキュに対して強くなったため、受け回し構築に刺してあるミミッキュに臆することなく選出することができた。
ギャラドスの強い部分は攻撃のみではなくタイプや特性にもある。
「ボーマンダ+ギルガルド」、「ランドロス+ギルガルド」のようなギルガルドを絡めたサイクル構築には「いかく+飛行タイプ」のポケモンが見受けられるが、これらと同様に「ギャラドス+ギルガルド」も素晴らしいサイクル性能を見せてくれた。
加えて、ボーマンダと違いメタグロスやゲッコウガなどに強いため、交代読みの氷技などで即死することがなかったことが非常に大きかった。
実績
プレイヤー:Solfa S15 3位
プレイヤー:しのぶ S15 22位
カプ・コケコ採用構築
カバルドン@フィラのみ
性格:わんぱく
特性:すなおこし
実数値:212(228)-132-171(140)-×-110(140)-67
技:じしん / あくび / ふきとばし / ステルスロック
ボーマンダ@ボーマンダナイト
性格:いじっぱり
特性:いかく→スカイスキン
実数値:170-216(252)-150-×-111(4)-172(252)
技:すてみタックル / じしん / りゅうのまい / はねやすめ
ギルガルド@たべのこし
性格:ひかえめ
特性:バトルスイッチ
実数値:165(236)-×-171(4)-91(100)-172(12)-100(156)
技:シャドーボール / みがわり / どくどく / キングシールド
ミミッキュ@ミミッキュZ
性格:ようき
特性:ばけのかわ
実数値:131(4)-141(244)-101(4)-×-126(4)-162(252)
技:じゃれつく / みがわり / のろい / いたみわけ
カプ・コケコ@デンキZ
性格:おくびょう
特性:エレキフィールド
実数値:145-×-106(4)-147(252)-95-200(252)
技:10まんボルト / ボルトチェンジ / めざめるパワー(こおり)/ めいそう
ゲッコウガ@こだわりスカーフ
性格:ひかえめ
特性:げきりゅう
実数値:147-×-87-170(252)-92(4) -174(252)
技:ねっとう / れいとうビーム / あくのはどう / とんぼがえり
【構築の要点】
+
前述のカプ・レヒレ入りのカバマンダとは違い、最低限のサイクルで相手に火力の押し付けを行う。
ゲッコウガを「げきりゅう」で採用することで、カバマンダが苦手なゴツメカバルドンやテッカグヤ絡みの構築に強く出ることができた。
またカプ・コケコに「ボルトチェンジ」を採用することで電気の一貫のあるサイクル構築や対面構築に対して強く出ることができた。
【実績】
プレイヤー:たかきおす 真皇杯東海地区予選 4位
【終わりに】
シーズン15にて最終3位を記録した本構築の「カバマンダガルド+ミミッキュ」の軸は完成度が高く、この4匹だけでも大多数の構築に対して勝利を収めてしまえる程のパワーがありました。
残りの2枠に関しては使い手の好みで採用するポケモンが大きく変わるので、自分に合ったポケモンを採用してみてください。
最終シーズンは新作発売後と被っているので、どれだけのプレイヤーが参入するかは分からないですが、このゲームを遊びきるにあたってこの手の構築を使用することはプレイヤーにとってもいい経験になると考えています。ぜひ、手に取ってこれから活発になるであろうオン・オフライン大会等で回してみてください!