ボーマンダ+ギルガルド

f:id:Compromise:20190618154740p:plain  f:id:Compromise:20190618154747p:plain   f:id:Compromise:20190618154751p:plainf:id:Compromise:20190618154750p:plainf:id:Compromise:20190618154753p:plainf:id:Compromise:20190618154759p:plain

Z技という新要素に対する回答となり得るタイプ相性サイクルでありながら、高い瞬間火力を出すこともでき、さらに「身代わり」や「竜の舞」を用いて数的不利を覆すことが出来るボーマンダギルガルドを今作最強の軸と考えスタートした。

ボーマンダボーマンダナイト 竜の舞 羽休め
ギルガルド@食べ残し     シャドーボール 毒毒 身代わり キングシールド

この軸f:id:Compromise:20190527152054p:plainf:id:Compromise:20190527152506p:plainを用いる上で勝率を下げる大きな要因となるものが毒ターン稼ぎ、あるいはZ技を受けようと一方を繰り出そうとする際の択である。そこで、選出の3体目への交代を上記状況に対する回答となるように組むことがこの軸を活かす組み方であると考えた。使用率上位のポケモンで上の択を生み出してくるポケモンとして、
リザードン ウルガモス 水Zゲッコウガ 霊Zギルガルド カプ・レヒレ
が挙げられるため、Z技と通常技のどちらからもダメージを受けず、「身代わり」と「呪い」で相手の交代択にも強い呪いミミッキュと、リザードンカプ・レヒレにほぼ安全に繰り出すことができ、かつボーマンダギルガルドの圏内に入れることが出来るカプZカプ・レヒレを採用した。ここで、カプ・レヒレが相手を削った後にギルガルドを繰り出す択がないとボーマンダの「威嚇」を残すことができないためギルガルドのS振りが決定した。

ボーマンダボーマンダナイト 竜の舞 羽休め
ギルガルド@食べ残し     シャドーボール 毒毒 身代わり キングシールド
・素早さ109
ミミッキュ@?        呪い 身代わり 痛み分け
カプ・レヒレ@カプZ     凍える風 自然の怒り

次に、この4体f:id:Compromise:20190527152054p:plainf:id:Compromise:20190527152506p:plainf:id:Compromise:20190527152458p:plainf:id:Compromise:20190527152547p:plainに足りない要素は
・電気無効枠
・サイクル補助
・序盤の安定択(相手の情報を引き出す)
・ゲンガー入りの受けサイクルへの崩し(ゲンガーに鋼への役割集中を阻止されてしまうため)
であると考えた。そこで、これらの要素の多くを満たせるステルスロックカバルドンと、カプ・レヒレの「ミストフィールド」と合わせて多くの受けサイクルを崩せ、環境に増えつつあるボーマンダウルガモスに対してボーマンダと合わせて選出することで有利を取れ、ギルガルドとタイプ相性が良い挑発メガギャラドスを採用した。ここで、カバルドンカプ・レヒレミミッキュが対面した際の引き先となるためにカバルドンの性格を腕白にすることが決定した。

ボーマンダボーマンダナイト 竜の舞 羽休め
ギルガルド@食べ残し     シャドーボール 毒毒 身代わり キングシールド
・素早さ109
ミミッキュ@?        呪い 身代わり 痛み分け
カプ・レヒレ@カプZ     凍える風 自然の怒り
カバルドン@フィラの実    ステルスロック 欠伸 吹き飛ばし
・腕白

ギャラドスギャラドスナイト 竜の舞 挑発

ここから、他のポケモンとの相性や有名構築との対戦シミュレートを考え、配分と技を考察する。

f:id:Compromise:20190527152054p:plainボーマンダ

増加傾向にある耐久振りリザードンミミッキュを定数ダメージと合わせて倒せることや、ボーマンダギルガルドに(こちらが有利ではあるものの)択を仕掛けてくるHBランドロスの受けを成立させない点を評価しノーマル技は「捨て身タックル」を採用。また、サブウェポンは、構築の軸であり出せるだけで強いポケモンであるため最も選出する機会を増やせる「地震」。「捨て身タックル」のダメージやミラーを考えると配分は意地AS特化+メガ前B<DのD4振り一択。

f:id:Compromise:20190527152506p:plainギルガルド

言うことなし。配分は相手のミミッキュ、穏やかギルガルド(ブレードフォルム)、無振りメガボーマンダへのダメージを意識してCを伸ばせるだけ伸ばした。

f:id:Compromise:20190527152458p:plainミミッキュ

「呪い」にも適用できるゴーストZ、及び「シャドークロー」と「シャドーボール」が選択肢にあったが、カプ・レヒレへのダメージやストッパー性能を考えるとミミッキュZと「じゃれつく」の構成が最も強いと感じた。配分は、A252振りと244振りではカプ・コケコへの「Zじゃれつく」のダメージが変化するものの、カプ・レヒレの「凍える風」に対して身代わりが残る確率を高めることの方が発生回数、他の要因での解決(定数ダメージなど)のどちらを考えても重要であると考えたためBとDに4ずつ振り分けた。また、リザードンやガルーラ、ミラーやカプ・テテフの処理/型判別を考慮すると性格は陽気一択。

f:id:Compromise:20190527152547p:plainカプ・レヒレ

裏のギャラドスボーマンダギルガルドの「竜の舞」や「身代わり」と相性が良く「Z自然の怒り」による削りを維持できる「挑発」、ボーマンダギルガルドでは処理がもたつくリザードンカビゴンなどを迅速に処理できる「塩水」を採用した。「凍える風」を使うことで相手のカプ・レヒレをこちらのギルガルドで抜くことが出来るため「ムーンフォース」の優先度は低いと考えた。配分に関しては「自然の怒り」があるため特攻に割く必要性が薄く、「挑発」「自然の怒り」は上から打てた場合に非常に強く働くため臆病HS一択。余り20に関しては”参考”に記載した記事を参照。

f:id:Compromise:20190527152137p:plainカバルドン

ボーマンダギルガルドで選出した際に電気タイプやギルガルドの処理速度が重要であったり、ラスト1匹になってしまった場合でも勝てる可能性が残ることを考慮してウェポンは「地震」を採用。配分は特に考えずに有名な調整をそのまま使用したが、捨て身タックルボーマンダや火力を甘えたリザードンXが増加しているためHB特化も考察すべきであった。

f:id:Compromise:20190527151723p:plainギャラドス

まず、タイプ一致で一貫しやすい水技であり怯みも期待できる「滝登り」は確定とした。次にラストウェポンだが、ミストフィールドと合わせた場合の仮想敵であるドヒドイデに対するダメージを考え「地震」と「噛み砕く」で迷ったが、同居していることの多いメタグロスを1舞で倒せる可能性があるため「噛み砕く」を採用した。この技選択はあまり自信がないため、さらに多くの対戦をし吟味する必要があると思う。配分はA207-S138は確定としてそこからHPを伸ばす選択もあったが、ミラーで上から「挑発」を打てる事の重要性を考慮しAS振り切りとした。

 

ボーマンダボーマンダナイト
竜の舞 羽休め 捨て身タックル 地震
170-216-150-*-111-172

ギルガルド@食べ残し
シャドーボール 毒毒 身代わり キングシールド
161-49-171-85-172-109

ミミッキュミミッキュ
呪い 身代わり 痛み分け じゃれつく
131-141-101-*-126-162

カプ・レヒレ@カプZ
凍える風 自然の怒り 挑発 塩水
175-*-137-116-151-150

カバルドン@フィラの実
ステルスロック 欠伸 吹き飛ばし 地震
212-132-171-*-110-67

ギャラドスギャラドスナイト
竜の舞 挑発 滝登り 噛み砕く
171-207-129-*-150-146

 

QR
Pokémon Global Link

SDテキスト
https://pokepast.es/b34504f90980e970

参考
・【USUM】シーズン7使用構築 カバマンダ【最終2204-6位】 - Happy*Canvas
・H175 S150レヒレの努力値余り20|せつない|note