本文へスキップ
KNSのPC相互研修会は、パソコンに関して互いに教え・教わる勉強会です。
KNSのPC相互研修会
〒586-0041 河内長野市
Windows 10 1903 (Windows 10 May 2019 Update)
2019.6.21;
6.
26
Microsoft社が半年ごとに提供する機能拡張を含むアップデートは、この度のものはいろんなことがあり、大幅に遅れてやっと一般公開されるようになりました。多くの人のマシンでもアップデートされてきていると思われます。
このページではその1903でどのような変更があったのかを勉強することにします。
1.Microsoft社の全般説明
提供者の全般的な説明は、次のサイトをご覧ください。何に変化があったのかの説明ではありません。
進化し続ける、Windows 史上最高のOS
2.説明サイトのリンク集
a.Yahoo! ニュース
主な変更点の説明です。
待望の機能アップデート「Windows 10 May 2019 Update」の主な変更点
b.FUJITSU FMVサポート
変更点の説明です。
「Windows 10 May 2019 Update」でどこが変わった?
c.Microsoft
かなり技術的な説明です。
Windows 10 Version 1903 および Windows Server Version 1903 の更新プログラム
3.1903で変更のあった事柄例
a.検索とCortanaが分離されました
タスクバー左端部は次図のように検索とCortanaが分離されました。以前は統合されていました。
検索では最近のアクティビティも表示されます。Cortanaはマイクを使って作業できますが、このサイトの「
音声入力
」ほど正確にはいかないようです。
b.Windows の設定項目
「スタート」→「設定」で表示されてくるメニューでは、次図のように「検索」が入ってきました。
検索では「セーフサーチ」の設定などができます。
c.カーソルとポインターの設定
上記「設定」にある「簡単操作」→「カーソルとポインター」では、次図のようにマウスのポインターのサイズなどが設定できるようになっています。
ポインターのサイズは従来のものはここでは「1」です。あまり大きくすると却って使いづらくなります。「2」又は「3」くらいでしょう。なお色も変更できますので自分の好みにします。使いやすいのは白のままかもしれません。
d.Windows Update の更新を7日間停止
Wundows Update を一時停止したい場合の設定ができるようになりました。次図のように
「スタート」→「設定」→「更新とセキュリティ」で行います。
これは遅らせて、評判を確認してから実施したい場合や、作業中に煩わしいことのないようにしたいときに使うもののようです。
e.メモ帳
メモ帳の対応ファイル形式にBOMなしのUTF-8が追加されていて、それがデフォルトになっています。UTF-8には「BOMあり」と「BOMなし」があります。BOMとは「バイトオーダーマーク(byte order mark)」の略であり、BOMありだとファイルの先頭部分に目に見えないデータが付加されます。メールフォームやBBSなどのプログラムもそうですが、一般的にBOMがあるとサーバー上でのプログラムの実行の際にエラーが起きるケースが多いようです。
以下はWindows 10 1809 にもあったもので、このサイトで説明していないものです。
f.トラブルシューティング
推奨のトラブルシューティングは「設定」→「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」で行えます。具体的には、以下のサイトをご覧ください。
Windows 10 トラブルシューティングの起動方法。PCの不具合を解決しよう
NECサイト
他の参考事項
Windows 10 の更新に関する問題のトラブルシューティング
Microsoft サイト
Windows 10のトラブルシューティング
Dell サイト
g.アクションセンター
ノート型PCやタブレットでは、アクションセンターで画面の明るさを暗くすることができます。
h.絵文字
「Windows」キーと「.」キーまたは「:」キーで絵文字や記号の入力ができます。
i.拡大鏡
「Windows」キーと「;」キーで拡大鏡が起動します。
以下はWindows 10 1903 で新しく登場したものですが、すべてのものに適用されるものではありません。
j.Windows Sandbox
これはHome 版にはありません。Windows 10 1903 のPro版とEnterprise 版にあります。デフォルトでは無効になっているので、コントロールパネルの「プログラム」→「Windows の機能の有効化又は無効化」で次図のようにチェックを外して有効化します。再起動が必要で多少時間を要します。
初回の起動は、かなりの時間を要します。2回目からは通常となります。
Windows Sandbox はどんなものかは次のサイトをご覧ください。
サンドボックス機能を初搭載、Windows 10大型更新「May 2019 Update」の全貌
日経XTECH
4.システムのバックアップと復元ポイント作成
システムのアップデートが完了し、しばらく使用して問題がないと確認できたら、システムのバックアップや復元ポイントの作成をしておきます。
a.復元ポイントの作成
復元ポイントの作成は次の手順で行います。
「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」→「システムの保護」→システムの保護が有効になっているドライブの復元ポイントを今すぐ作成します。「作成」ボタンをクリックです。
もしも、復元する必要があったときは、
「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」→「システムの保護」→「システムの復元」をクリックし、作成した復元ポイント名を指定して実行します。復元ポイント作成時の状態に戻せます。
b.システムのバックアップ
システムのバックアップは必要な外付けHDDを接続したら、次のように進めます。
「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「バックアップと復元(Windows 7)」→「今すくバックアップ」です。この作業が正常に終わったら、続いて修復ディスクの作成のメニューが表示されてきますので、CD-R又はDVD-R1枚を準備して修復ディスクを作成しておきます。
なお、このバックアップイメージを保存する外付けハードディスクには容量さえあれば同じ操作で複数台のパソコンについてのものを保存しておけます。パソコン名毎に自動的に保存されます。
c.修復ディスク
もしも、システムのバックアップ後半の作業で作成し忘れた場合は、CD-R又はDVD-R1枚を準備して次のように進めます。
「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「バックアップと復元(Windows 7)」→「システム修復ディスクの作成」です。
このページの先頭へ
トップページ
トップページ
トピックス
トピックス
勉強テーマ
勉強テーマ
会員のホームページ
会員のホームページ
KNSのPC相互研修会
〒586-0041
河内長野市